レビュー

写真で解説する「ARROWS Z ISW11F」(2/3 ページ)

CPU、ディスプレイ、カメラ、通信機能、日本向けサービスなど、これ以上ないというほどの機能やサービスを詰め込んだ「ARROWS Z ISW11F」。発表会で展示されたモデルは未完成な部分が多かったが、確認できた範囲で、その見どころをリポートしよう。

独自UIの「NX!comfort UI」を搭載

 ホーム画面にはau共通となるOcean Observations製と、独自の「NX!comfort UI」、Android標準の3つをプリセットしている。NX!comfort UIはIS04に採用した「NX!UI」とは異なり、よく見るWebサイト、よく使うアプリ、Twitterなどを丸々1ページ設置できる「パレット」は用意されていない。同じくNX!comfort UIを搭載するF-12Cと同様のUI(ユーザーインタフェース)となっており、より直感的に操作できる印象を受けた。画面下部のDockと呼ばれる固定アイコンには好みのアプリを登録でき、自由に配置を変えられる。Xperia arc/acroなどのように、2つのアプリアイコンをドラッグ&ドロップで重ねるだけでフォルダの作成が可能になった。

ロック解除画面(写真=左端)。au共通のOcean Observations製ホーム画面(写真=左中)。画面右下のアイコンをタップするとサムネイルが表示される(写真=右中)。アプリ一覧はカテゴリー別の表示が可能(写真=右端)

横向きの表示にも対応している
こちらはNX!comfort UIのホーム画面(写真=左)。ピンチインするとサムネイル表示となり、「+」アイコンからページを追加できる(写真=左中)。アプリアイコンを重ねると自動でフォルダが作成される(写真=右中、右端)

 アプリ一覧は横スクロール型で、名前順/ダウンロード順/利用頻度順に並び替えができるほか、画面下部をなぞると素早くページが切り替わる。また、「プリセットアプリの表示を消したいといった要望が挙がっていた」(説明員)ことから、アプリをホーム画面から非表示にする「アプリケーションシークレット機能」も採用した。ホーム画面は「ホーム切替アプリ」から変更できる。初期状態でどのホーム画面が設定されているかは未定。

デモ機にプリインストールされていたアプリ
アプリ一覧はリスト表示も可能(写真=左端)。名前、ダウンロード、利用頻度、カテゴリ別に並び替えができる(写真=左中)。画面下部のページ数あたりをなぞると、素早くページが切り替わる(写真=右中、右端)
ホーム画面のサブメニューから利用できる「アプリケーションシークレット機能」(写真=左)。3種類のホームアプリをプリセットしている(写真=右)

 これはNX!comfort UI設定時に限らず利用できるが、ロック解除画面からアプリを直接起動できるショートカットも採用した。ロック解除画面下部のアイコンをタップしてからロックを解除すると、ホーム画面を経由せずにアプリが起動する。なお、パスワードや指パターンなどでロックをかけている場合、そのロックを解除してからアプリが起動するのでセキュリティ面も安心だ。

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画面下部のアイコン(ここではカメラ)をタップしてからロック解除すると、そのアプリ(カメラ)が起動する

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