ラブロス、iPhone 4/4S用の裸眼3D立体フィルター「3Dee Slide」を発売
ラブロスが、iPhone 4/iPhone 4Sで3D写真や動画を楽しめ、立体写真の撮影もできる脱着式の裸眼3D立体フィルター「3Dee Slide」を発表した。
ラブロスは2月16日、カナダのSpatial View製裸眼3D立体フィルター「3Dee Slide」を発売した。希望小売価格は3900円。
3Dee Slideは、脱着式のスライドケースと3D立体フィルターで構成された製品だ。iTunes storeから無料の専用アプリ「3Dee Central」をダウンロードすることで、3D写真、3D動画、3D写真撮影の3つの機能を楽しめる。
3Dee Centralのサイトでは、3D対応の写真や映像コンテンツを無料、または有料で提供中。日本国内のゲーム・音楽・アニメ制作会社と共同開発も検討しており、早期に専用コンテンツを100タイトル以上にする予定だという。
現在用意されているコンテンツは、3D写真は12本で、うち無料が2本、85〜250円の有料が9本。3D動画コンテンツは126本で、無料が45本、有料は85円から1300円を81本用意している。ジャンルはアクション・アニメ・コメディ・ホラー・環境映像・スポーツ・音楽など多岐にわたる。
3D写真撮影では、iPhoneのカメラでまず左目用の写真を撮り、撮影ポイントを平行に少し、少しずらした状態で右目用を撮影。画面中央でタッチしながら移動させ、調整すると3D写真になる。画像はMyImagesに保存され、iTunesを使ってPCでファイル共有させることもできる。
サイズは62(幅)×118(高さ)×14(奥行き)ミリで、重量は約23グラム。iPhone4/iPhone 4SのBlackモデル専用で、スライドケースはiPhone用ケースとしても利用可能だ。
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