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ディスプレイを“200%”使えるアプリを探す「MEDIAS W」をもっと使うもっと遊ぶ(2/2 ページ)

2枚のディスプレイを搭載したMEDIAS Wだけに、2画面を使い切るアプリを導入したい。探せば意外とあるMEDIAS W対応アプリから“これ必須”を紹介しよう。

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PCのサブディスプレイとしての可能性を探る

 スタンドアクセサリを使わずとも、自立可能なMEDIAS Wなら、PCのサブディスプレイとして運用することも考えてみたくなる。実際、スマートフォンをPCのサブディスプレイとして使うためのアプリもいくつか登場している。導入が簡単という意味では、「komado 2」などから利用し始めてみるといいだろう。

 このアプリは、スマートフォンを純粋にPCのサブディスプレイとして利用するもので、ネットワーク環境下であればタイムラグはあるものの、ドキュメント作成で参照したいデータを表示しておいたり、RSSリーダーをリアルタイムで流したりと利用できる。もちろん、PCのサブディスプレイではなく、Android用アプリで情報を表示しておくのも可能だ。MEDIAS Wは、スタンド状態でもそれほど背は高くなく視線の邪魔にならないため、PCのメインディスプレイの近くに設置しておくことも可能だ。

出張の移動中は、だいたいMEDIAS Wをスタンド状態にして動画を見たり、ウェブサイトを見たりしている(写真=左)。宿泊先でも活躍中。メールで届いた業務メールの確認や添付ファイルを表示して、ノートPCで作業という運用で作業効率を向上できる(写真=右)

 実際に利用して、思いのほか効果的だったのが、Windows対応アプリケーションの表示だ。ニュースや天気だけでなく、Excelの画面もMEDIAS Wで表示してもいい。このあたりは全画面前提のWindowsアプリとの相性がよろしいといったところだ。

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 自作PCユーザーであれば、全画面でゲームなどをしているときの負荷チェッカーとしても役立つ。これからの季節、Hardware Moniterでシステム温度を表示することも多くなるだろう。Windows 8のタスクマネージャーも負荷チェックがしやすいため、こちらを表示しておくのもなにかと役に立つ。

Windows アプリを立ち上げると、解像度とアスペクト比が異なるため、チェックする部分を拡大表示するといい(写真=左)。自作PCユーザーなら、高負荷アプリを実行中にHardware Moniterを表示させておくにもちょうどいい(写真=右)
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