レノボ・ジャパン、「YOGA TABLET」で日本向け3G対応モデルに言及:レノボ“八八艦タブ”の実売予想価格も(2/2 ページ)
レノボ・ジャパンは「YOGA TABLET」ワイヤレスWANモデルの日本投入の可能性を示唆。Windows 8.1タブレット「Miix 2」の出荷時期と実売予想価格にも言及した。
Miix2は“Personal”付属で11月末出荷確実
製品説明会の会場には、YOGA TABLETシリーズをはじめとして、同日発表の「YOGA 2 Pro」や「Flex」シリーズを展示していたが、その中に、10月17日に発表した「Miix 2」も開発サンプルを公開していた。日本では、10月18日のWindows 8.1の発売イベントで記念撮影のためにステージに登場したレノボ・ジャパンの留目 真伸氏が見せただけで、実機をすぐ近くで確認できるのは初めての機会になる。
まだ開発途上の試作品で動作が安定しておらず、OSのWindows 8.1も中国語版ということで、来場者は触れることすらできなかったが、本体に搭載したインタフェース(カバーで隠れた部分を除く)や背面の状況を確認できた。
発表資料によると、Miix2のハードウェア構成は、プロセッサにIntelのBay Trail世代のクアッドコアAtomを搭載し、ディスプレイ解像度は800×1280ピクセル、システムメモリエリアとして使えるRAMを2Gバイト、ストレージとして使えるフラッシュROMを最大128Gバイト用意する。また、有効500万画素のメインカメラと有効200万画素のインカメラも内蔵する。本体の厚さは8.35ミリで、重さは約350グラムとなる予定だ。
現在、日本向けモデルの開発作業は順調に進んでいて、出荷時期については「11月末はほぼ確実」(レノボ・ジャパン関係者)という。なお、実売予想価格としては、Microsoft Offce Personal 2013が付属する最小構成で約4万円台の前半で調整を進めているという。ただ、現在の計画でMicrosoft Offce Personal 2013が付属しない構成を用意する予定はない、とのことだ。
また、ThinkPad Tablet 2のようなデザインをそろえたBluetoothキーボードといったオプションも現在のところ予定はないと語っている。
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