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ドコモ、音波を使ったO2Oソリューション「Air Stamp」を提供――ショッぷらっとをオープン化
ドコモは、音波を利用してスマホ向け“チェックイン機能”を提供できる事業者向けのO2Oソリューション「Air Stamp」を発表した。
NTTドコモは3月4日、音波技術を用いてスマートフォンアプリにチェックイン機能などを組み込めるソリューション「Air Stamp」を発表した。
Air Stampは、同じく音波を使うドコモのO2Oサービス「ショッぷらっと」のチェックイン機能をオープン化し、モバイルサービス提供事業者様向けにソリューションとして提供するもの。導入企業は自社店舗などでスマホ向けのポイントサービスやクーポン配信サービス、博物館での館内案内やイベント会場での情報配信など、GPS等が利用できない場所でのスマートフォン向けチェックインサービスを開発できる。
サービス構築のために必要な音波装置や対応アプリを開発するための環境(SDK)はドコモが提供する。音波を使うため、音声用マイクが搭載されているほとんどのスマートフォン(タブレット除くAndroid 2.1以降の端末、iOS 5.0以降のiPhone)に対応。多くのユーザーが利用できる。
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電波と違ってチェックインエリアを柔軟に設定できるほか、アプリ利用時にマイクが自動でオンになり、GPSやBluetoothを使うサービスのように事前の操作がいらないのも特徴。音波信号はアナログ波で不正解析への耐性があるほか、録音などの不正チェックインを防止する仕組みも用意した。
Air Stampは、JR東日本が3月10日に配信するスマートフォン向け情報配信アプリ「JR東日本アプリ」への採用が決定している。
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