第51回 “何を撮ったか”自動で分類してくれる「Impala」で写真を整理するのだ:荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)
写真を見返すときは「いつ」「どこで」「何を」で思い出すでしょ? でもiPhoneの写真アプリは「何を」までは考慮してくれない。そこで「何を撮ったか」を自動分類してくれるアプリ「Impala」を試してみるのだ。
「アルバム+」アプリも組み合わせてみる
で、Impalaを使えば、「いつどこで何を」の「何を」部分をある程度自動的にやってくれるのが分かった。
でもImpala自体は分類してその中味を見ることしかできないし、アルバムに入れて写真アプリで見ても、写真アプリのアルバムでは写真がずらっと並ぶだけで、対象が大量にあると目で見て探すのは大変。
そこで、Impalaと組み合わせて使ったら便利そうなアプリを組み合わせてみたい。
わたしがふだん使っているアプリの中では、「アルバム+」がよさそうだ。
iPhone内の写真を見るためのシンプルでかつ動作がサクサクと軽いアプリである。その軽さがよい。
このアプリのウリは素早いカレンダー表示。右上のカレンダーアイコンをタップすると、カレンダー表示になり、写真を撮影した日にサムネイルが表示される。これがフォトライブラリのアルバムに対しても有効なのだ。
まずさきほどの「猫 by Impala」アルバムを表示してみる。
ここまでやってくれれば写真を探すのもぐっと楽になる。
このアプリは写真をアルバムに登録したり、新しくアルバムを作る機能もよくできてるので、アルバムを使いこなしたい人にお勧め。
ついでに、アルバムごとに撮影場所を示す地図も出してくれたら「いつどこで何を」の3つがそろっていうことなかったんだが、それは今後に期待ってことで。
写真が多すぎてかなわん、って人はこういう一工夫をしてみるのも一興かと思います。
関連記事
- 「荻窪圭のiPhoneカメラ講座」バックナンバー
荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第50回 「SnapLite」でiPhoneカメラをスキャナにする
iPhoneカメラでメモを撮るというひと、多いんじゃないかと思います、ただ、大きな地図なんかをキレイに撮るのは難しい。なんでもiPhoneで撮って記録しちゃいたい人にオススメなのが、PFUの「SnapLite」なのである。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第49回 河原でiPhone逆さ撮り
知っている人は知っている、知らない人は知らない(当たり前です)のが、iPhoneカメラは逆さで撮ってもOKということ。迫力のローアングルだってお手の物なのだ。(荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第48回 ほわーんとした写真をお財布に入っているカード1枚でキリっとさせる
外出して天気が良ければiPhoneでばしばし写真を撮りますな。でも、思ったより写真がほわーんとしてる……なんてことも。そんなとき、1枚のカードで写真が見違えるのである。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第47回 「Scanner Pro」でiPhoneカメラをメモ代わりに使う
iPhoneのカメラをメモ代わりに使うというひともいるかと思うが、ラフに撮るとちゃんと撮れてなかったりメモとしては使いにくかったりする。そこでiPhoneカメラをスキャナーのようにするアプリを使うのだ。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第46回 iPhoneで桜の花びらをピシッと撮る方法
桜の花びらをiPhoneで撮った写真が日本中にあふれかえる時機の到来である。そこで、iPhoneで桜の花びらをピシッと撮る方法をご紹介。あと、iOS7.1で強化されたカメラ機能についても解説するのである。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第45回 iPhoneだけでここまでできる「写真合成」にチャレンジ
iPhoneアプリで写真合成というとフォトコラージュ的なものを作るアプリが多いけれど、本格的な写真合成ができるアプリもある。ちょっと手間になるけれど、楽しいのでぜひ。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第44回 「KLYP+」とレンズでiPhoneカメラを大拡張
「KLPY+」は、イタリアのカメラ用品ブランド「マンフロット」が発売したiPhoneカメラ拡張キット兼ケース、みたいな製品。これが合体ロボみたいな過剰感ありまくりで楽しいのだ。荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第43回 iPhoneで街中の雪景色を楽しむためのコツ
都内とかあまり雪の降らない地域に住んでいると、大雪は珍しい。珍しいとiPhoneで撮りたくなる。街中の雪景色をより印象深く撮るためのコツをいくつか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.