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Samsung、Tizen端末「Gear S」のスワロフスキー版を発表
女性が腕時計として装着するには幅広(約4センチ)な「Gear S」だが、きらびやかなSwarovskiのクリスタルバンドの特別版であればバングルとして楽しめそうだ。
韓国Samsung Electronicsは9月2日、5日から独ベルリンで開催のIFA 2014で披露するTizen搭載スマートウォッチ「Gear S」のスワロフスキー版を発表した。
Samsungは5月にも、クリスタルガラスのアクセサリーで有名なオーストリアのSwarovskiとの提携で、特別版のGALAXY S5とGear Fitを発表している。
Gear Sのスワロフスキー版では、Swarovskiが9月に開発したばかりの「Crystal Fine Mesh」という技術により、ベルト部分のメッシュ状の金属に直接クリスタルを埋め込んでいる。女性用腕時計としては幅広なGear Sだが(文字盤部分が39.9×58.1×12.5ミリ)、これならバングル(腕輪)として女性にも受け入れられそうだ。
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Gear SはSamsungが8月末に発表したTizen搭載の腕時計型端末。2型(360×480)の曲面ディスプレイで3G対応SIMを搭載する。RAMは512Mバイト、ストレージは4Gバイト搭載し、バッテリーは300mAh。通話、メールやSNSのプッシュ通知、フィットネス機能などを利用できる。
スワロフスキー版は通常版と同じく10月発売の見込み。スワロフスキー版はSamsungのオンラインショップでのみ販売する。通常版、特別版ともに価格はまだ発表されていない。
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