持ち心地は? 充電方法は? 「AQUOS K」の“ケータイっぷり”を再確認する:「AQUOS K」の“ここ”が知りたい 第1回
“新世代ケータイ”として、Android OSを採用して開発されたシャープ製フィーチャーフォン「AQUOS K」。どこまで従来のケータイらしく仕上げられているのか、まずは外観を中心にチェックしてみた。
本体の持ち心地はケータイっぽい?
KDDIが発売したシャープ製のAndroid搭載フィーチャーフォン「AQUOS K SHF31」。そのサイズは、約51(幅)×113(高さ)×16.9(奥行き)ミリと、まさにフィーチャーフォンと同様のサイズだ。折りたたんでいると手の中にすっぽりと収まり、ジャケットやパンツのポケットにもスルッと入る大きさ。重量は約128グラムで、フィーチャーフォンとしては若干重たい部類だが、洋服のシルエットを崩すほどではない。
通話時に端末を開くと、マイクがちょうど良く口元に位置する。この“安心感”はスマートフォンにはないもので、これを理由にケータイを続ける人も多いだろう。幅51ミリは女性の手でも楽にホールドできるサイズで、持ち変えることなくすべてのダイヤルキーに指が届く。まさしくフィーチャーフォンそのものといった持ち心地だ。
どんなキーが搭載されている?
搭載している物理キーも基本的にはフィーチャーフォンと同様だ。ダイヤルキー上部には、十字キーと、その周囲にアドレス帳、カメラ、メール、ウェブブラウザの4つのキーを配置。その下に発話、クリア、終話キー、ダイヤルキーがある。
ダイヤルキーの下にある2つのキーは、AQUOS Kならではのキーだ。左側のキーは「アプリ使用履歴キー」で、短押しすると起動中のアプリを表示するほか、Wi-FiやBluetoothのオン/オフも可能。また、よく使う機能やアプリを「お気に入り」に登録しておくと素早く起動できる。長押しすると、周囲から画面を見えにくくするためのベールビュー機能をオン/オフできる。さらに、このアプリ使用履歴キーと終話キーを同時に押すとスクリーンショットを撮れる。
ダイヤルキー下の右側のキーは「テザリングキー」で、短押しするとテザリングのメニューを表示する。待受画面で長押しすると、Wi-Fiテザリングのオン/オフを切り替えられる。AQUOS Kは下り最大75Mbps/上り最大25MbpsのLTE通信が可能で、テザリング機能によってタブレットやPCをネットに接続させられる。通話やキャリアメールはAQUOS K、ネットはWi-Fiタブレットという使い分けが便利そうだ。
スマホみたいにUSB充電できるの?
充電は、本体下先端にある外部接続端子にmicroUSBケーブルや共通ACアダプタ05(ともに別売)を接続して行う。また、別売りで卓上ホルダ(au Online Shopで税込907円)も用意されており、本体の左側面に充電端子を備えている。共通ACアダプタ05を利用した場合の充電時間は約110分となっている。
ストラップホールはある?
ストラップホールは、ダイヤルキー側ボディ左上部の角にある。ネックストラップで首から下げると斜めに傾くが、カメラで撮影するときに、本体を縦に持っても横に持ってもストラップがレンズに入り込みにくい位置だ。
赤外線ポートや外部メモリはあるの?
AQUOS Kは、フィーチャーフォンでは当たり前の機能となっている、おサイフケータイ(FeliCa)、ワンセグ、赤外線通信、IPX5/IPX7の防水にしっかり対応した。赤外線ポートは底面のカメラの左隣りにある。メニューの「ツール」から赤外線通信機能のメニューにアクセスできるほか、ダイヤルキーの「9」を長押しすると赤外線の受信モードになる。
外部メモリは最大32GバイトまでのmicroSDに対応。カードスロットは、裏面のカバーとバッテリーを外した内部に配置されている。
SIMカードのサイズは?
AQUOS Kは、au Nano IC Card(LTE)を採用している。Nano SIMカードは、現在使われているSIMカードのうち、もっとも小さいサイズだ。取り外すことはめったにないだろうが、外したときは紛失しないように注意したい。
保護ケースはある?
傷や割れを防ぐための純正保護ケースは特に用意されていないが、背面用のシールと底面のカバーで着せ替えを楽しめる「AQUOS K SGF31 着せかえセット」が、au +1 collectionで販売されている。
着せかえセットは、背面に貼るグラデーションシールとバッテリーカバーの着せかえセット。AQUOS Kのボディーカラーに合わせて、レッドに相性のいいブラックグラデ、ブラックと相性のいいブルーグラデ、ホワイトと相性のいいピンクグラデの3タイプが販売されている。価格はすべて3218円(税込)だ。
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