ドコモ、腕時計型端末で子供を見守る「ドコッチサービス」を4月4日開始
ドコモの新しい見守りサービス「ドコッチサービス」が4月4日にスタート。専用の子供向け腕時計型端末「ドコッチ 01」も同時に発売される。
NTTドコモは3月26日、子供向けの新たな見守りサービス「ドコッチサービス」を4月4日に開始すると発表した。対応の腕時計型ウェアラブル端末「ドコッチ 01」(ファーウェイ製)のホワイトを4月4日に発売する。もう1色のライトブルーは4月上旬の販売開始を予定している。
ドコッチサービスは、各種センサーと通信機能を搭載したドコッチ 01を子供が装着することで、装着者の様子(元気に運動中、活動中、安静状態、非装着の4つの状態)や周囲の温度・湿度を、最大6台のスマートフォンやPCから確認できるというサービス。家族などあらかじめ設定した連絡とSMSの送受信ができ、定型文(20パターン)を使った簡単なコミュニケーションが行える。また親のスマホに専用アプリ「ドコッチおでかけアプリ」をインストールすることで、子供がはぐれたり迷子になる前に通知を受け取ることも可能だ。
ドコッチ 01には万が一の時に押すSOSボタンもあり、長押しすると家族に通知が届く仕組みも用意。既存の「イマドコサーチ」と連携させることで、子供の位置情報を知らせたり、家族が居場所を検索することもできる。
ドコッチサービスの月額使用料は月額280円(税別)。別途通信料として、デバイスプラス500(月額500円)、定額データプラン128Kバリュー(月額1505円)、定額データプラン スタンダード2 バリュー(2381~5700円)のいずれかが必要になる。
ドコッチ 01は子供が着けやすく、なくしにくいという理由で腕時計型のデザインを採用した。ディスプレイサイズは約1.3型で、表示する時計のデザインを5種類から選ぶことができる。防水/防じん対応のボディは丸みを帯び、角が当たらない形状。ベルトは取り替え可能なリバーシブルタイプとなっている。本体の素材やデザインは、子供の安全性を十分に配慮したという。
SMSの送受信は3G通信で行い、本体にはnanoUIMを装着する。またBluetooth LE(Low Energy)をサポートし、保護者のスマホとペアリングすることで迷子防止機能を利用できる。
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