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Apple、iOS 10のパブリックβを公開一足先に体験!

Appleが7月8日、Apple Beta Software Programで、この秋公開予定の「iOS 10」と「macOS Sierra」のパブリックβ版の提供を開始した。登録をして規約に同意すると、実際にダウンロードして試すことができる。

 Appleがこの秋配布を予定しているiPhoneやiPad向けの最新OS「iOS 10」のパブリックβ版を公開した。Mac向けの「macOS Sierra」のパブリックβも入手可能になっている。

 パブリックβとは、発売前のプレリリース版OSをユーザーがダウンロードして実際に試せるプログラム。正式リリース前にさまざまな環境でテストしてもらい、フィードバックを得ることで、問題を発見したり、不具合の修正などに役立てたりする。

 iOS 10のパブリックβを入手するには、「Apple Beta Software Program」に登録し、「Apple Beta Software Program 契約」に同意して、「beta.apple.com/profile」から必要な構成プロファイルをiPhoneなどのiOSデバイスにダウンロードすればいい。同意画面では、文書のPDF版も用意されているので、ダウンロードしておくことをお勧めする。構成プロファイルを設定すると、再起動を促される。再起動後、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を確認すると、「iOS 10 Public Beta 1」のダウンロードとインストールができる。

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Apple Beta Software Programの同意画面。下の方にスクロールすると日本語もあるのでよく読んでおきたい
iOSデバイスでApple Beta Software ProgramのWebページにアクセスし、デバイスを登録して構成プロファイルをダウンロード
プロファイルをインストールして再起動後、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を確認すると、「iOS 10 Public Beta 1」のダウンロードとインストールができる

 なお、パブリックβ版は、Apple Beta Software Programの同意画面に「ベータソフトウェアは本番用のシステムやビジネスクリティカルなシステムにはインストールしないことを強くお勧めします。ベータソフトウェアは、サブのシステムやデバイスまたはお使いの Mac のサブパーティションにインストールすることを強くお勧めします」という注意書きがあるとおり、致命的な不具合などが含まれている可能性を理解した上で使用すべきで、普段使っていない端末などにインストールするのがよい。

 また、パブリックβ版はAppleが指定する機密情報に該当し、Apple Beta Software Programに参加していない人に対して、パブリックβ版の情報を開示・公表することが禁じられている点は注意が必要だ。

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