ASUS、「ZenFone Max」をAndroid 6.0にバージョンアップ
5000mAhの大容量バッテリーを備える「ZenFone Max」のOSが、Android 6.0にバージョンアップする。同OSの新機能が使えるようになるが、バージョンアップによって使えなくなる機能もあるので注意しよう。
ASUS JAPANは8月23日、Androidスマートフォン「ZenFone Max(ZC550KL)」をAndroid 6.0にバージョンアップすることを発表した。8月24日12時から、バージョンアップ用のデータを順次配信する。バージョンアップ後のビルド番号は「JP_13.8.26.43_20160803」となる。
バージョンアップの概要と注意事項
OSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、より深い端末スリープが可能になる「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、利用する機能の権限をアプリ実行中に決められる仕様変更など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。
バージョンアップに当たって、保存しているデータは全て保持されるが、念のために重要なデータはバックアップをしておくことをお勧めする。ただし、バージョンアップに当たっては以下の点に注意する必要がある。
マルチユーザー機能
Android 5.0を搭載するZenFone Maxは、複数のアカウント(ユーザー)で1つの端末を利用できる「マルチユーザー機能」に対応している。しかし、マルチユーザー機能を利用していない状態でOSバージョンアップを実行すると、バージョンアップ後にマルチユーザー機能を使えなくなる。
Android 6.0でもマルチユーザー機能を利用する予定がある場合は、面倒でもマルチアカウントを有効にした状態にしてからOSバージョンアップを実行するようにしよう。
一部プリインストールアプリの削除
ZenFone MaxにOSバージョンアップを適用すると、以下のプリインストールアプリが自動的に削除される。ただし、一部の削除対象アプリについては、「ZenUI アプリの更新」から再インストールが可能となっている。
- アプリのバックアップ
- カレンダー
- メッセージ
- メール
- 音楽
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