KDDIも「Xperia XZ」を販売 「Xperia Ear」の取り扱いも
KDDIが「Xperia XZ」を11月上旬に発売する。カメラやバッテリーを強化した、ソニーモバイルの最上位モデル。スマホの操作や情報取得もできるイヤフォン「Xperia Ear」も扱う。
KDDIが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のハイエンドスマートフォン「Xperia XZ SOV34」を発表。11月上旬の発売を予定している。カラーはミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの4色。
背面には高輝度、高純度の「ALKALEID(アルカレイド)」という素材を採用。前面と背面のフチが同じようにカーブを描くループ形状にして、表のガラスから背面のメタルまでの一体感を強調した。ディスプレイは5.2型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶を搭載している。au版は正面に「SONY」ロゴ、背面中央に「XPERIA」ロゴ、背面下部に「au」ロゴが配置されている。
2300万画素のアウトカメラには、1/2.3型のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」に、「レーザーAFセンサー」と「RGBC-IRセンサー」を加えた3つのセンサーを搭載。
レーザーAFでは、赤外線を飛ばして跳ね返ってくるまでの時間を測定することで距離を把握し、より高速にピントを合わせられる。RGBC-IRセンサーでは赤外線情報を取得して光源(色温度)を特定することで、見たままの自然な色を再現できる。
手ブレ補正機能は、従来3軸から5軸の補正に強化。X/Y軸のブレに対応したことで、近距離での撮影時により手ブレを抑えやすくなった。動画は4Kサイズ(2160×3840ピクセル)の撮影が可能。
インカメラはスマートフォンの中では高画素の1320万画素CMOSを搭載。1/3型センサーによって高感度の撮影が可能になるほか、広角22mmレンズで広範囲を撮影できる。
新機能の「いたわり充電」では、ユーザーの行動パターンを学習し、例えば就寝中に充電をする場合、一気に満充電とはせず、ユーザーの起床時間に合わせて充電を完了させる。これによってバッテリーへの負荷を減らせるという。省電力設定「STAMINAモード」では、3段階の節電レベルを選べる。
外部接続端子には、上下どちらの向きでもコネクターを差し込める「USB Type-C」を採用し、急速充電の最新規格「Quick Charge 3.0」もサポートする。IP68の防水/防塵(じん)にも対応しており、外部接続端子はキャップレスとなっている。
通信速度はLTEとWiMAX 2+のキャリアアグリゲーション(CA)によって、下り最大370Mbpsにまで高速化。上り速度もCAの適用で最大30Mbpsとなる。au VoLTE、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグも利用できる。
au +1 collectionでは、ペアリングしたスマートフォンを音声で操作したり、情報を取得したりなど、“パーソナルアシスタント”として活用できるBluetoothイヤフォン「Xperia Ear」も、Xperia XZ発売と同時に発売する。
なお、Xperia XZは10月19日から全国のKDDI直営店舗(au SAPPORO、au SHINJUKU、au みなとみらい、au NAGOYA、au OSAKA、au FUKUOKA、au HAKATA)で展示を行う。また、発売日前日までに予約した上で11月30日までに購入した人全員にau WALLETプリペイドカードに3240円キャッシュバックするキャンペーンも実施する。
機種名 | Xperia XZ SOV34 |
---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 6.0.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大256GB) |
ディスプレイ | 約5.2型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 約1630分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約660時間(LTE/WiMAX 2+) |
バッテリー容量 | 2900mAh |
アウトカメラ | 有効約2300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約1320万画素CMOS |
ボディーカラー | ミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンク |
サイズ | 約72(幅)×146(高さ)×8.1(奥行き)mm |
重量 | 約161g |
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