ドコモ、富士山頂で「PREMIUM 4G」を提供 外国人登山者の急病時対応も
NTTドコモは、7月10日から富士山頂での「PREMIUM 4G」のエリア化を実施。外国人登山者の急病時対応としてリアルタイム映像サービス「みえる通訳forビジネスプラス(医療通訳プラン)」のトライアルも行う。
NTTドコモは、7月10日から8月下旬にかけて富士山頂での「PREMIUM 4G」をエリア化し、山小屋での無料Wi-Fiを提供する。
2016年に続いてLTE-Advancedに対応させ、山頂は下り最大682Mbps 、登山口・登山道は下り最大450Mbpsに高速化。吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの全登山道で通信環境の充実を図る。
2017年は山梨県と「外国人富士登山者向け情報提供連携協定書」を、静岡県とは「外国人富士登山者向け通信環境整備に関する連携協定書」を締結。ドコモ利用者ではない外国人登山者などに対しても快適な通信環境とサービスを提供する。
具体的にはWPA2方式によるセキュリティを強化した無料Wi-Fiをはじめ、急病時対応としてワンタッチで医療通訳オペレーターにつながる8カ国語に対応したタブレット・スマートフォン向けリアルタイム映像サービス「みえる通訳forビジネスプラス(医療通訳プラン)」のトライアルを実施する。場所は富士山衛生センター、五合目総合管理センター、七合目救護所、八合目救護所。
この他、富士宮ルートでは一部開山期間にGPS、Wi-Fi、BLE、音波を利用したチェックインソリューション「Air Stamp」を組み込んだデジタルスタンプラリーを8月4日~8月6日に実施予定。登山者は3カ所のチェックポイントでスタンプを集めながら登山を楽しめる。
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