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2人に1人が気になる相手とSNSで連絡 「告白」「別れ」にも利用

パートナーエージェントは、7月7日に「SNSを利用した恋愛事情の変化」に関するアンケート調査の結果を発表。2人に1人が交際相手/気になる相手とSNSで連絡を取り、10年前と比較すると「告白」「別れ」にSNSを利用するユーザーが2倍以上となった。

 パートナーエージェントは、7月7日に「SNSを利用した恋愛事情の変化」に関するアンケート調査の結果を発表した。

 本調査の対象は25~29歳の独身男女270人、35~39歳の独身男女270人で、調査期間は6月21~22日。現在20代後半の独身男女と10年前に20代後半だった30代後半の独身男女にそれぞれに恋愛シーンにおけるSNSの利用状況について質問することで、10年間で生じた恋愛スタイルの変化を考察した。

 「現在交際相手、または気になっている相手がいる」と答えた20代後半の男女と「10年前に交際相手、または気になっている相手がいた」と答えた30代後半の独身男女に対し、それぞれ恋愛相手とはどんな手段(ツール)を使ってやりとりをしていたか聞いた。「気になっている相手にアピールする」ツールは20代後半の男女は「SNS」(51.1%)、「直接会う」(50.4%)が多く、30代後半の男女は「直接会う」(57.4%)、「電子メール」(45.9%)を主に利用していた。「交際している相手との連絡によく使う」ツールは、現在は「SNS」(57.0%)、10年前は「電子メール」(64.1%)がトップとなり、10年間で逆転したことが伺えた。

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 また「気になっている相手に告白する、またはされる」「交際相手と別れ話をする、またはされる」場合は、現在も10年前も「直接会う」がトップとなった。一方、10年前と比較するとSNSの利用が2倍以上となっている。

 SNS上での恋愛シーンにどのようような経験があるかを調査したところ、20代後半の男女の34.4%が「SNSで恋愛相手と交流したことがある」と回答し、10年前の2倍以上に。「SNSで知り合った人を好きになったことがある」「もともとの友人知人をSNSがきっかけで好きになったことがある」「SNSでの交流がきっかけで交際に発展したことがある」など、SNS上で好きになる、または交際に発展するきっかけを得る人が10年前と比較して増えていることも分かった。

 「プライベートや交友関係を知るために相手のSNSを見ることがある」について「当てはまる」と回答した人は38.9%、「当てはまらないが理解できる」とした人は32.2%となった。さらに「恋愛相手のSNSを見てがっかりしたことがある」という経験に関しても、22.2%が「当てはまる」と答えている。

 「別れたので交際相手をブロックした、またはされたことがある」については「当てはまる」「当てはまらないが理解できる」を合わせた55.9%がブロックについて理解を示している。「前に交際していた相手の近況をSNSでチェックしたことがある」については、34.4%が「当てはまる」と答えた。

 SNSが普及したことによるメリットを25~29歳、デメリットについて35~39歳に聞いたところ、メリットは「気軽・手軽」「つながりやすい」「直接言えないことも言いやすい」「機能が便利」などが挙がり、デメリットは「伝わりにくい」「ケンカした時、別れた後に困る」「知らなくていいことまで知ってしまう」をはじめ、デジタル特有のトラブルなどが挙げられた。

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