メルカリのスマホ決済「メルペイ」がiOS向けに先行開始 iDで支払い
メルカリのスマホ決済「メルペイ」が2月13日にスタート。iOS向けからで、iDを使う形となる。アプリのバージョンアップが必要。
メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」の売上金を使った決済サービス「メルペイ」を、2019年2月13日からiOS向けに先行提供した。メルカリアプリを4.0.0にバージョンアップをすることで、メルペイが利用可能になる。
第1弾として、三井住友カードとの事業連携を通じ、非接触決済サービス「iD」に対応。全国約90万箇所のiD加盟店で支払える。iDはiPhone 7以降の「Apple Pay」に対応した機種で利用できる。
新バージョンのアプリでは、トップ画面の右下に「メルペイ」タブが表示され、ここからメルペイの設定が行える。メルペイでは、iPhoneのWalletアプリ上に、バーチャルなプリペイドカードが作成される。既に他のクレジットカードでApple Payの支払いをしている場合、メルペイのカードを選択してから支払う必要がある。
決済は、メルカリの売上金やポイントを使う形になるが、登録した銀行口座からチャージして支払うこともできる。オートチャージには対応しておらず、売上金が足りない場合は決済ができないため、事前に銀行口座からチャージをしておく必要がある。
【訂正:2019年2月13日21時20分 初出時に「売上金やポイントが足りない場合は、銀行口座から自動で引き落とされる」と記述していましたが、オートチャージには対応していません。おわびして訂正致します。 】
なお、メルペイは報道関係者やパートナー企業を対象に、今後の事業構想やサービス拡張計画について発表する「MERPAY CONFERENCE 2019」を2月20日に開催する。メルペイの詳細については、このカンファレンスで発表される。
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