契約から1年間は月額980円から(割引最大適用時) ソフトバンクが6月から「スマホデビュープラン」を提供
ソフトバンクが、ケータイ(フィーチャーフォン)からスマートフォンへの移行を促すための専用料金プランを用意する。諸条件を満たすと、契約翌月から12カ月間は月額980円から、それ以降も月額1980円から使える。
ソフトバンクは6月12日から、ケータイ(フィーチャーフォン)からスマートフォンに乗り換える契約者を対象に「スマホデビュープラン」を提供する。月間1GBの高速データ通信が可能で、各種割り引きを適用する前の月額料金は2480円(2年契約時)から。
(記事中の価格は全て税別)
プランの概要
スマホデビュープランは、専用のデータ通信プラン「データ定額スマホデビュー」と「通話基本プラン」「ウェブ使用料」をパッケージしたセットプラン。ソフトバンクのケータイからの機種変更、または他社のケータイからのMNP(Y!mobileケータイ・PHSからの番号移行を含む)時のみ加入できる(USIMカード単体契約も可)。
各項目の月額料金は以下の通り。
- データ定額スマホデビュー:980円
- 通話基本プラン:1200円(※1)
- ウェブ使用料(ISP代):300円
※1 フリープラン(契約から2年間のみ期間拘束)の場合は1500円、当初から2年契約なしの場合は3900円
このプランに「準定額オプション」(月額500円)または「定額オプション」(月額1500円)をセットすると、月額1000円の割り引きが永続する「スマホデビュー専用割引」が適用される。この割り引きは「1年おトク割」(※2)と併用可能で、準定額オプションを組み合わせた場合、契約翌月から1年間は月額980円から、それ以降は月額1980円から使える計算となる。
月間の高速データ通信容量を超過した場合、上下最大128kbpsでの通信となる。ただし、他のプランと同様に1GB当たり1000円を支払うことで解除することもできる。
※2 フリープランを含む2年契約を締結することが条件となる
適用できない割引
データ定額スマホデビューは、以下の割引プログラムを適用できない。
PayPayデビューキャンペーン(9月30日まで)
スマホデビュープランの開始に合わせて、ソフトバンクでは「PayPayデビューキャンペーン」を実施する。
このキャンペーンでは、9月30日までにスマホデビュープランを契約した人を対象に、10月から6カ月間、毎月1000円の「PayPayボーナス」を付与。「半年間は(スマホデビュープランを)実質無料で使える計算」(ソフトバンク 宮内謙社長)となる。
PayPayボーナスの受け取りには、スマホデビュープランを契約中の電話番号にひも付いたPayPayアカウントが必要。受け取り方法については追って案内される。
関連記事
動画・SNS使い放題+月間50GBで7480円から(割引なし時)――ソフトバンクが「ウルトラギガモンスター+」発表 「月月割」は原則適用不可
ソフトバンクが新料金プランを発表。一番の目玉は、指定の動画・SNSサービスのデータ通信を通信容量としてカウントしない「ウルトラギガモンスター+(データ定額 50GBプラス)」だ。【修正・追記】ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」、TwitterとTikTokも使い放題に
ソフトバンクが「ウルトラギガモンスター+」の使い放題サービスにTwitterとTikTokを追加。4月7日まではキャンペーンで全ての通信が使い放題だが、対象の動画やSNSはキャンペーン終了後も使い放題になる。ソフトバンクの「ギガモンスター+」はどれだけお得? 業界への影響は?
ソフトバンクが新料金プラン「ギガモンスター+」を提供開始。月に50GBのデータ通信を利用でき、一部サービスの通信量がカウントされない。一方で「月月割」が付かない分離プランとなっている。新プランの狙いと業界に与えるインパクをと解説する。Y!mobileは2019年度上半期に分離プラン対応へ ソフトバンク宮内社長が言及
ソフトバンクが上場後初となる決算説明会を開催。同社の宮内謙社長が、ソフトバンクとY!mobileの両ブランドにおける「分離プラン」について言及した。ソフトバンク、Y!mobileでも分離プランを導入へ 通信事業の人員を4割削減してユーザー還元へ
ソフトバンクグループが、2019年3月期第2四半期決算説明会を開催。ソフトバンクに加え、Y!mobileへも分離プランを導入する。通信事業の人員を4割削減して新規事業へ振り分けるとともに、ユーザー還元に当てることを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.