OnePlusの次期フラグシップ端末はリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイに
OnePlusのピーター・ラウCEOが、次期フラグシップ端末ではリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを採用すると語った。Samsung Displayと協力して独自開発した。MEMC採用で動画を滑らかに表示できるとしている。
中国のスマートフォンメーカーOnePlusの次期フラグシップ端末のディスプレイのリフレッシュレートは120Hzになる。同社のピート・ラウCEOが1月13日(現地時間)、公式フォーラムでそう説明した。
同社が昨年5月に発表したフラグシップ「OnePlus 7 Pro」のリフレッシュレートは90Hzだ。ラウ氏は、「韓国Samsung Displayと再度協力し、息を飲むほど滑らかな120Hzのリフレッシュレートなどを採用する独自の有機ELディスプレイを開発した。ピーク輝度(画面の一部を発光させた場合の最大輝度)が1000nit以上で寿命の長い最新世代の有機発光素材を採用した。タッチサンプリングレートは業界最高の240Hzに上げ、応答性を高くした」と説明した。また、一般的なスマートフォンの64倍に当たる10億7000万色を表現可能になるという。
さらに、60fps以下の動画を滑らかに表示するために、液晶テレビなどで採用されている技術MEMC(Motion Estimation Motion Compensation)を採用することで、低消費電力で動画のフレームレートを60あるいは120fpsにまで上げ、滑らかな動画再生を実現するとしている。
スマートフォンでは、シャープの「AQUOS R3」が既に120Hzのリフレッシュレートを実現している。
OnePlusは次期ハイエンド端末の発売時期などについてはまだ公表していない。
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