テレビ会議のお供に使いたい「オープンイヤーイヤフォン」 3モデルを試してみた(2/4 ページ)
新型コロナ下の現状、ビデオ通話用に、“ながら聴き”対応の「オープンイヤーイヤフォン」が注目を集めています。そこで、筆者も購入した3メーカーのモデルを試しました。
アクセサリー風に装着 ambie製「sound earcuffs AM-01/wireless earcuffs AM-BT01」
耳たぶに挟んで装着する独特な構造を採用。有線タイプ「ambie sound earcuffs AM-01」(量販店やECサイトで実売6050円前後)と、ワイヤレスタイプ「ambie wireless earcuffs AM-BT01」(量販店やECサイトで実売1万3200円前後)の2種類が販売されています。ソニーの関連会社が出資するベンチャー起業ambieが2017年に発売した製品で、近年のオープンイヤーイヤフォン人気の先鞭(せんべん)をつけた製品といえます。
安価な有線タイプとワイヤレスタイプがあり、それぞれ6種類のカラーを用意。限定コラボモデルも販売されています。ワイヤレスタイプは連続音楽再生時間が約6時間、待機時間が約650時間、充電はMicro USB端子となります。スマホのSiriやGoogleアシスタントの起動にも対応しています。
装着時は両手を使って、耳たぶのやや上の位置を挟みます。人によって耳の形状は異なるので、細い導音管が耳の穴の手前あたり来るよう調整しつつ、耳たぶへの装着位置を細かく動かして圧迫感の少ない位置を探すのがコツです。
イヤフォンからの音は耳元から、外の音は外からと音場がほどよく分離して聞こえます。イヤフォンからの音を重視して聴きつつ、外の音もある程度聞きたいという用途にはピッタリのバランスです。
装着感は、耳の形状がほどよく合う人なら最適なのですが、耳が厚めの人だと圧迫感が気になります。最適な装着位置が見つかればいいのですが、人によっては無理だと感じることもあるでしょう。できれば、店頭などで実際に装着感を試すことをお勧めします。
耐久性ですが、内部の硬質な素材をシリコンゴムで覆う構造になっており、無理な力が入ると先端のイヤーピースが外れる設計になっています。このため、イヤフォン部の破損はほぼ気にせずに済みます。イヤーピースを紛失しても、実売620円で購入できます。
関連記事
約2000円の完全ワイヤレスイヤフォン、ゲオ限定で発売
ゲオ限定「完全ワイヤレスイヤホン(GRFD-SWE100M22)」が1999円(税込み)で発売。左右分離型のワイヤレスBluetoothイヤフォンで、充電ケースにはバッテリー残量を確認できるデジタルディスプレイを搭載している。片耳3.8gの完全ワイヤレスイヤフォン「1MORE ComfoBuds」、Makuakeで先行販売
UP WAVEは、10月28日から12月12日まで完全ワイヤレスイヤフォン「1MORE ComfoBuds」をクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売。片耳3.8gという軽量化を実現し、13.4mm径ダイナミックドライバーやIPX5の防水性能も備える。JVCケンウッド、完全ワイヤレスイヤフォンのエントリーモデル「HA-A7T」を11月上旬に発売 価格は5000円前後
JVCケンウッドが完全ワイヤレスイヤフォンのエントリーモデルを発売する。軽量・小型のスティック型ボディーと安定したワイヤレス接続を提供し、クリアなサウンドを楽しめることが特徴だNECが完全ワイヤレスイヤフォンを開発 Makuakeで500台限定販売 耳音響認証対応(Androidのみ)
NEC(日本電気)が、スマートフォンやPCで使える完全ヒアラブルイヤフォンをクラウドファンディングサイト「Makuake」で販売する。フォスター電機と共同開発したもので、アクティブノイズキャンセリングにも対応。Android 10以上を搭載するスマートフォンと組み合わせると、耳音響認証を使ったセキュアなボイスメモを取れる仕組みも備わっている。-40dBのノイズキャンセリング搭載ワイヤレスイヤフォン「PaMu Quiet」を先行販売
ロア・インターナショナルは、-40dBのアクティブノイズキャンセリング機能を備えた完全ワイヤレスイヤフォン「PaMu Quiet」をクラウドファンディングで先行販売。価格は1万1748円(税・送料込み)から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.