レビュー

1億800万画素の「Galaxy Note20 Ultra」がどんなにウルトラなのか試してみた荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/5 ページ)

Galaxyシリーズの中でフラグシップとなる「Galaxy Note20 Ultra」。メインカメラには1億画素のセンサーが搭載されているが、これと超広角、広角、望遠のカメラを使って撮影した画像について、その機能とともに比較してみた。

 常に4xズームの方が画質がいいかというと、そんなことはないのだけど、1億800万画素の持つ情報を4xズーム時の方が上手に使えているのかもしれない。

 基本的に1200万画素出力で使う1億800万画素センサーなのだけど、昼間の風景など高画素で撮りたいようなシーンでは、カメラアプリが「108MPの高解像度に切り替えるとうんぬん」とお勧めしてくれる。


風景を狙ったら、108MP(1億800万画素)モードをお勧めされた

 そこで1億800万画素のモード(108MP)にして撮ったのがこちらだ。何と12000×9000ピクセル。デカい!

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横12000、縦9000。ファイルサイズは34.5MB。ちなみに1200万画素で撮ったときは5.6MBだった

 1200万画素のモードで撮ったものと中央部を100%表示して比べてみ

た。時計の文字盤がはっきり見える。レンズ的に1億800万画素はキツそうだけど、いざというときに使いたい。


左が1200万画素、右が1億800万画素。等倍で表示してみると1億800万画素は時計の盤面がしっかり見える

 この広角カメラ、センサーが大きい割には結構寄れるのもいい。


冬の花ロウバイ。日差しを浴びて鮮やかだったのでグッと寄ってみた。ピントもいいところに来ている

 料理も卵とデミクラスソースの色がリアルに出ている。


もう少し卵の色が濃く出てもいいけど、全体としてはすごくいい写り

 暗所に強くHDRが強力なのも特徴だ。古民家のすごく暗い土間にあるかまど。屋外との輝度差が激しいのだけど、このようにちゃんと撮れる。かまどや壁のディテールもしっかり出ている。


ナイトモードは使わずに撮影。古いかまどや古民家の黒い壁といった暗さと屋外の明るさが同居する構図なるも、しっかりした写り

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