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レノボの「ThinkPad X1 Fold」がドコモの5Gネットワークに対応 Sub-6エリアで通信可能5Gモデルが対象

レノボ・ジャパンのフォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」の5Gモデルが、NTTドコモの5Gネットワークに対応した。ただし、ドコモでは同モデルを販売しない。【訂正】

 レノボ・ジャパンは3月4日、フォルダブルPC「ThinkPad X1 Fold」の5GモデルがNTTドコモの5Gネットワークに対応したことを発表した。

【訂正:3月5日12時50分】初出時、メーカーからの情報に一部誤りがあったため訂正いたしました


ThinkPad X1 Foldの5Gモデル(写真は付属の日本語キーボードを載せた場合)

 ThinkPad X1 Foldの5Gモデルでは、ドコモがSub-6(6GHz未満の周波数帯域)で整備した5Gネットワークを利用できる。3.5GHz帯(Band n78)だけではなく、国内ではドコモにのみ割り当てられた4.5GHz帯(Band n79)での通信も利用可能だ。

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 ドコモの純正回線で利用する場合は、「5Gギガホ(※1)」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」といった5G用料金プランを別途契約する必要がある。ドコモ回線を利用するMVNOサービスの場合は、5G通信に対応するプラン(オプション)に加入すれば5Gを利用できる(※2)。

(※1)3月31日をもって新規受付を終了する予定。4月1日以降は代替プランとして「5Gギガホ プレミア」が登場する
(※2)APN(パケット通信の接続先)設定を変更する必要がある。ドコモ純正回線でも、利用するネット接続サービスによってはAPN設定の変更が必要な場合もある

 なお、ドコモではThinkPad X1 Foldの5Gモデルを販売しない(参考記事)。本体とSIMカード(通信)は別々に調達する必要があるので注意しよう。


ThinkPad X1 FoldのSIMスロットはnanoサイズ。契約の際はnanoUIMカード(nanoSIMカード)を用意しよう

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