「Mi Smart Band 6」は画面が50%大きくなり、SpO2測定機能付き
Xiaomiはリストバンド型ウェアラブル端末「Mi Smart Band 6」を発表した。先代よりディスプレイが50%大きくなり、動脈血酸素飽和度(SpO2)測定機能が追加された。バンドの色は6色だ。
中国Xiaomi(小米科技)は3月29日(現地時間)、新製品発表イベント「2021 New Product Launch」を開催し、リストバンド型ウェアラブル端末「Mi Smart Band 6」を発表した。昨年6月発表の「Mi Smart Band 5」の後継モデル。価格は、NFCサポートモデルは先代より50元高い279元(約4700円)、NFC非サポートモデルは40元高い229元(約3800円)で、中国で間もなく発売する。欧州ではNFC非サポートモデルが44.99ポンド。
先代との大きな違いは、ディスプレイがさらに(Xiaomiは50%としている)大きい1.56型(152×486ピクセル)で、明るさは最大450nit。有機ELで指紋防止コーティングされた強化ガラスで覆われている。
また、動脈血酸素飽和度(SpO2)測定機能が追加された。心拍数モニター、睡眠センサーも搭載する。
フィットネス機能としては、女性の健康追跡、ストレスモニタリングが追加され、フィットネスモードは先代の2倍、30種類になった。トレッドミルやローイングマシンなど6種類のエクササイズは自動検出する。
バッテリー容量は先代と同じ125mAh。ディスプレイが大きくなったにもかかわらず、持続時間は先代と同じ14日間となっている。充電は先代と同じマグネット式だ。
防水レベルは5ATM(推進50mに相当する圧力に対応する。水しぶき、雨や雪、シャワー、水泳、シュノーケリングが可能なレベル)。
ケースのサイズは47.4×18.6×12.7mm。ストラップの色はブラック、オレンジ、イエロー、オリーブ、アイボリー、ブルーの6色だ。
同社はこの他、フラグシップスマートフォン「Mi 11」シリーズの新モデルと、スマートホームシネマ端末「Mi Smart Projector 2 Pro」も発表した。
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