レビュー

「Mi 11 Lite 5G」は3万~4万円台ながらカメラ画質は十分 “テレマクロカメラ”も面白い(4/4 ページ)

Xiaomiが7月2日に発売した「Mi 11 Lite 5G」。カメラに6400万画素のセンサーを搭載し、6.8mmと薄いボディーが特徴だ。くっきりと写るので「映え」を気にするユーザーにも強く、現代的な端末といえる。被写体のディテールを写せる「テレマクロカメラ」もあわせて、実際の使い心地を確認する。

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面白い動画撮影機能も充実

 最高は4Kで30fps。ただAIカメラで動いている被写体を追跡する機能とか、スーパー手ブレ補正とか、そういった機能を使いたいときは1080Pの30fpsとなる。その辺はまだしょうがないところか。

 では動画を1つ。撮影中にズームアウトしたりズームインしたりしながら撮ってみた。スライダーが表示されるので動画中のズーミング作業は容易だ(ただ、メインカメラから超広角カメラに切り替わるとき少し構図がずれるのと、ズームインしすぎると画質が落ちるのはしょうがない)。

フルHDで撮影。ズームアウトしたりインしたりしてみた。

 動画系では面白いところでは「クローン」や「ムービー効果」機能など面白い撮影機能がいくつかある。ムービー効果は特殊効果を使った動画を撮るもの。これで噴水を撮ったらなかなか面白かったので披露。

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いくつかの特殊効果ムービー機能が用意されている。
ムービー効果の「パラレルワールド」を使って噴水を撮影。撮影時間は10秒。

 この辺は面白いのだけど、サイズが720pになってしまうのが残念かな。できればフルHDで遊びたい。他にもおなじみのVlogやショートビデオ、前後のカメラで同時に撮るデュアルビデオなど動画系の機能はいっぱいある。

 3万円台と廉価ながら、メインカメラの画質はけっこう良くて、テレマクロ機能は意外に活躍の場がありそうで、動画でも遊べて、となかなか優れている。凝った撮影をしないのなら、もうこのクラスで十分だなあと思わせてくれるのだ。

モデル:長谷川実沙

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