メイン携帯の利用料金は高い? 5G端末の買い換え予定は? ゲオが調査
ゲオホールディングスが7月30日に、「ゲオアプリ」会員に対して実施した携帯電話の利用状況についてのアンケート結果を公表した。回答は2454人から得られ、「5G端末に買い換えたいか」やドコモ、au、ソフトバンクを利用するユーザーに対して「格安SIMへ移行するか」といった購買意欲についても質問している。
ゲオホールディングスは7月30日、同社の「ゲオアプリ」会員を対象に「携帯電話の利用状況調査」を実施した結果を公表した。調査は2021年7月2日から7月5日の期間で行い、2454人(男性1658人、女性796人)から回答を得た。
携帯電話やタブレット端末などを利用している台数は、1台が68.9%、2台が21.7%となり、5人に1人は2台の端末を利用している結果となった。また利用している端末はiPhoneが52.4%、Androidが38.5%。iPhoneが優位な状況は変わらない模様だ。
利用している通信会社はNTTドコモが37.5%、auが24.1%、ソフトバンクが17.2%だった。この3キャリアを利用するユーザーに「格安SIMへ移行するか」を尋ねたところ、「ない」が51.3%、「わからない」が40%という回答に。キャリア変更を考えていない人が9割を超えていることも分かった。
メインの携帯電話・タブレットの利用料金は3000~5000円未満が19.3%、1000~3000円が16.0%と続き、5000~7000円とヘビーに使っている人も15.8%という結果となった。料金は高いと思っているかを聞いたところ、59.5%の人が「高いと思っている」と回答した。
基地局の設置などが進む5Gについては、対応端末に買い換える予定が「ある」と答えた人は33.1%、「その予定はない」と答えた人が33.8%で、「5Gの良さ、性能が分からない」という回答が33.1%となり、まだ様子見という人が多いということも分かった。
関連記事
約7割が「5Gで月額料金が上がるとスマホは購入しない」 MM総研の調査
MM総研は、3月12日に「2019年10月の電気通信事業法改正に伴う料金プランの変更」「楽天MNO参入」「5Gスマートフォン」に関するユーザー意識調査の結果を発表した。5G商用サービスの違いに関する認知度は32%で、言葉のみの認知度は88%となった。MNOの料金は下がる 課題はMVNOの料金? 総務省が2020年度「内外価格差調査」の結果を公開
総務省が令和2年度(2020年度)の「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の結果を公表した。東京(日本)のMNOの通信料金は下がってきたことは分かるが、調査対象の都市における平均賃金、通信品質やエリアカバーの差は考慮されていない。スマホの月間データ容量は平均約7GB MM総研が携帯の利用実態を調査
MM総研は、5月20日に携帯電話の月額利用料金と音声通話・データ通信サービスの利用実態(2020年2月時点)を発表した。キャリア3社のスマホ月額料金は6755円で、月間データ通信量は平均6.94GBとなった。スマホ利用者の月額料金は平均5334円、月間データ通信量は平均7.56GB MM総研が調査
MM総研は、2月9日に「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年12月時点)」の調査結果を発表した。スマートフォン利用者全体の月額利用料金は5334円で、月間データ通信量は平均7.56GBとなった。日本の携帯料金と通信品質、海外と比べてどう? ICT総研が調査
ICT総研は、7月16日に「2020年 スマートフォン料金と通信品質の海外比較に関する調査」の結果を発表した。調査対象は日本、米国、英国、フランス、ドイツ、韓国の6カ国のMNOで、日本の通信品質は上位レベルとなっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.