ソフトバンクが「データ通信専用3GBプラン」の提供を開始 PCやモバイルルーターでの利用を想定 月額1408円(契約から5年間は割引あり)
ソフトバンクが、PCやモバイルルーターでの利用を想定した3GBプランを新設する。月額料金は1408円(税込み)だが、契約から5年間は割引が適用され、契約から4カ月目までは0円(無料)、61カ月目までは990円(税込み)で利用できる。
ソフトバンクは8月18日から、ソフトバンク(SoftBank)ブランドにおいて「データ通信専用3GBプラン」を提供する。月額料金(税込み、以下同)は1408円だが、新規契約から4カ月目までは「3ヵ月基本料無料特典(データ通信)」を適用することで月額無料、5カ月目から61カ月目までは「5年おトク割(データ通信)(5年間)」を適用することで月額990円で利用できる。
プランの概要
データ通信専用3GBプランは、基本契約である「基本パック(データ)」と、データオプション契約である「データプラン3GB(データ通信)」をセットにした料金プランのパックで、5Gと4G LTEで共通して利用できる。モバイルネットワークに対応するノートPCや、モバイルルーターで使うことを想定しているという。
具体的な料金の内訳は以下の通りだ。
- 基本パック(データ):1078円
- データプラン3GB(データ通信):330円
月間のデータ通信容量は、プラン名にもある通り3GBとなる。請求期間(※1)内に容量を超過した場合は、次の請求期間に入るまでの間、通信速度が上下最大128kbps(理論値)に制限される。ただし、以下の「追加データ容量」を別途購入すれば速度を回復できる(※2)。
- 500MB:605円
- 1GB:1100円(※3)
(※1)ユーザーによって「月末締め(翌月26払い)」「毎月10日締め(翌月6日払い)」「毎月20日締め(毎月16日払い)」のいずれか
(※2)キャンペーン適用価格(キャンペーンの終了時期は未定)
(※3)事前に「快適モード」を申し込むと、容量超過時に自動チャージ可能(自動チャージの回数は1~10回または「無制限」で設定)
このプランはSMS(ショートメッセージ)の送受信や海外ローミングにも対応するが、SMSの送信料やローミング中の通信料金は別途必要となる。また、ユニバーサルサービス料も別途課金される。また、「新みんな家族割」や「おうち割 光セット」の適用や回線数カウントの対象外となる。
関連記事
ソフトバンクが大容量プランを900~1900円値下げ 月額6580円でデータ無制限に
ソフトバンクが12月22日、4Gと5G向けの新料金プラン「メリハリ無制限」を発表。2021年3月から提供する。月額6580円(税別)で無制限のデータ通信を利用できる。月間のデータ容量が3GB以下だと1500円が割り引かれる。ソフトバンク、「おうち割 光セット」を1月17日から改定
ソフトバンクは、「SoftBank 光」など固定通信サービスとのセット契約を対象とした割引サービス「おうち割 光セット」を1月17日に改定。改訂前は2年間と3年目以降で割引率が異なる場合があったが、これを統一する。ソフトバンクの「LINEMO」で注意すべきところは? 端末やSIMの扱いは?
ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」が3月17日にサービス開始する。月額2480円(税別)で20GBまでのデータ通信を利用でき、LINEのサービスはデータ容量を消費せずに利用できる。契約方法、SIMや端末の扱いなど、気になる点をまとめた。ドコモの「データプラス」を電話で「5Gデータプラス」にするまでのドキュメント
NTTドコモが、FOMA/Xi契約から5G契約への契約変更を電話でも受け付け始めました。早速、電話で手続きしてみました。「分離」なのに「セット」が前提? ドコモの新プラン「データプラス」のマイナス面
NTTドコモの新料金プランが始まりました。スマートフォンを使っている人は良いのですが、タブレットやルーターといったデータ通信専用端末を使っている人は、どんなプランを選べばいいのでしょうか。今回は、データ通信専用端末向けのプラン「データプラス」について考察してみます。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.