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楽天モバイルとJTOWERが資本提携 インフラシェアリング活用のネットワーク整備を促進

楽天モバイルが、携帯電話のインフラシェアリングを担うJTOWERと資本提携を締結した。4G/5Gネットワークの整備を加速すべく、楽天モバイルはJTOWERのインフラシェアリングソリューションの活用を一層進める。

 楽天モバイルは10月15日、携帯電話ネットワークのインフラシェアリングを手がけるJTOWERとの資本提携を発表した。楽天モバイルがJTOWERの株式を一部取得し、インフラシェアリングを活用したネットワーク整備の促進に向けた連携を強化するという。


楽天モバイルとJTOWERが資本提携

 楽天モバイルは、JTOWERの屋内インフラシェアリングソリューションの利用件数を2020年1月から順次利用している。JTOWERが東京都西新宿エリアで展開する「スマートポール」も、2021年4月から利用を開始しているという。

 JTOWERは幅広いネットワーク整備に貢献するため、2020年には東京都庁で5G屋内インフラシェアリングソリューションの提供を実現。屋外では地方エリアをカバーするタワーシェアリング、都市部を中心としたスマートポールなどの事業を立ち上げ、5Gへの対応を本格化している。

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 両社はこの資本提携をきっかけに、4G/5Gネットワーク整備で屋内外を対象に共用設備/共用タワーのインフラシェアリングを推進し、快適な通信環境の早期構築を目指すという。

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