「Xperia 1 III」のSIMフリーモデルが登場、デュアルSIM対応で限定色も 約16万円
ソニーが「Xperia 1 III」のSIMロックフリーモデルを11月19日に発売する。カメラ、ディスプレイ、オーディオなどでソニーの技術を結集させたフラグシップ5Gスマートフォン。キャリアモデルとの違いは、限定色としてフロストグリーンを扱うこと、ストレージを512GBに増量したこと、デュアルSIMに対応していること。
ソニーが10月26日、スマートフォン「Xperia 1 III」のSIMロックフリーモデル「XQ-BC42」を発表。11月19日に発売し、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、直営店の「ソニーストア銀座・名古屋・大阪・福岡天神」に加え、一部の家電量販店とECサイトで取り扱う。市場推定価格は16万円前後(税込み)。
カラーはキャリアモデルでも扱っているフロストブラック、フロストグレー、フロストパープルに加え、SIMロックフリー版限定のフロストグリーンも扱う。
Xperia 1 IIIは、カメラ、ディスプレイ、オーディオなどでソニーの技術を結集させたフラグシップ5Gスマートフォン。
アウトカメラは、1200万画素の広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズの3つで構成され、望遠レンズは70mmと105mmに焦点距離を切り替えられる可変式となっている。撮りたい被写体をタップするだけで自動で追従し続ける「リアルタイムトラッキング」にも対応する。
ディスプレイは4K HDR対応の6.5型有機ELを搭載しており、最大120Hzのリフレッシュレートに対応する。Xperia 1 IIから音圧が最大40%向上したステレオスピーカーに加え、3.5mmイヤフォンジャックも備える。
プロセッサはSnapdragon 888、メインメモリは12GBを備え、内蔵ストレージはキャリアモデルの256GBから512GBに増量した。容量4500mAhのバッテリーを内蔵しており、3年使っても劣化しない仕様をうたう。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも引き続き対応している。キャリアモデルで搭載していたFMラジオは省かれた。
キャリアモデルとの違いとして、SIMはnanoSIMを2枚使えるデュアルSIMに対応した。ネットワークはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4G/5G回線はサポートしているが、キャリアモデルでは対応していたミリ波は省かれた。
Xperia 1 IIIのSIMロックフリー版向けサービスとして、ソニーピクチャーズの映画を楽しめる「BRAVIA CORE for XPERIA」を提供する。約300タイトルから5タイトルを選んで視聴でき、約100タイトルが1年間見放題となる。
発売記念キャンペーとして、2022年1月10日までにSIMロックフリーXperia 1 IIIを購入し、同年1月17日10時までに応募したユーザーを対象に、1万円をキャッシュバックする。
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