MediaTek、5Gスマホ向けプロセッサ「Dimensity 8000」シリーズ発表
MediaTekは、3月1日に5Gスマートフォン向けプロセッサ「Dimensity 8100」と「Dimensity 8000」を発表した。「Dimensity 9000」プラットフォームの技術や、TSMC 5nm製造プロセスを取り入れている。
MediaTekは、3月1日に5Gスマートフォン向けプロセッサ「Dimensity 8100」と「Dimensity 8000」を発表した。
Dimensity 8000シリーズは「Dimensity 9000」プラットフォームの技術やTSMC 5nm製造プロセスを取り入れ、8コアCPUを組み込んでパッケージング。「Arm Mali-G610 MC6 GPU」と「HyperEngine 5.0ゲームテクノロジー」を組み合わせ、高い電力効率を可能としている。
クアッドチャネルのLPDDR5メモリとUFS 3.1ストレージで、超高速データストリームを実現。毎秒5ギガピクセルの画像信号プロセッサ(ISP)を搭載し、最大2億画素のカメラや4K60 HDR10+の動画撮影をサポートする。
Dimensity 8100は、最大2.85GHzで動作するプレミアムArm Cortex-A78コアを4つ、Dimensity 8000は、最大2.75GHzで動作するCortex-A78コアを4つ搭載。Dimensity 8100は170fps、Dimensity 8000は140fpsのフレームレートを可能している。
あわせて、6nmプロセスの「Dimensity 1300」も発表。最大3GHzのウルトラコアArm Cortex-A78、3つのArm Cortex-A78スーパーコア、4つのArm Cortex-A55効率コアで構成した8コアCPUと「Arm Mali-G77 GPU」「MediaTek APU 3.0」を統合している。HDR-ISPは最大2億画素をサポートし、MediaTekのHyperEngine 5.0も統合する。それぞれ搭載スマートフォンの投入は2022年の第1四半期を予定。
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