iPhone 12(64GB)が“毎月1円”で使える? iPhoneを激安で購入する方法(2/2 ページ)
家電量販店や町の携帯ショップでは、iPhoneの割引キャンペーンを告知したチラシやPOPを目にされる機会が増えた。「お支払い総額(お客さま負担額)○○円」はどういう仕組みなのか。一括価格との違いも含めて解説する。
実際にソフトバンクのiPhone 12 mini(128GB)を購入してみた
筆者自身は、2021年12月25日に某家電量販店にてソフトバンクのiPhone 12 mini(128GB)を他社から乗り換え、「一括」方式で契約しました。「一括表記の契約」とは、文字通り機種本体の代金を分割で支払うのではなく、割引された本体代金をその場で支払う契約です。筆者が契約した当時の条件よりも、商戦月である3月の方が好条件であると思われるため、筆者が受けた割引額のインパクトは小さいかもしれません。ですので、ここでは当時、筆者が家電量販店のスタッフの方から接客を受けたときの印象、割引のための条件、割引額、その他感じたことをまとめます。
チラシ、POP内容は?
一通り、スマホコーナーを見て回りましたが、「一括表記」のチラシやPOPは見当たりませんでした。
お支払総額(お客さま負担額)表記のPOPを遠目から眺めていると?
ソフトバンクのユニフォームを着た店舗スタッフの方に声をかけられました。一括表記で安く買えるiPhoneについて店舗スタッフの方に聞いてみると、すぐさま、ソフトバンクに乗り換えることにより、iPhone 12 mini(128GB)が安く買える旨の案内を受けました。筆者は30歳以上のため、本当に割引してもらえるのか不安でしたが、問題はありませんでした。
一括いくらで買えたのか?
一括3万2640円(販売価格7万6320円から4万3680円値引き)で購入できました。
家のインターネット回線などのオプション加入が条件だったか?
そういう条件はありませんでしたが、家電量販店のポイントカード発行をお願いされました。
店舗によっては、大々的に一括表記で告知をしていないところもあるようです。筆者の場合も、店舗スタッフの方に聞いてみることで話が先に進んだくらいですから。機種代金を値引きする代わりに、自宅のインターネットサービス加入を求められるようなことも特にありませんでした。そしてこの一括表記の販売手法は何も家電量販店だけでなく、街の携帯ショップでも展開されています。
割引キャンペーンは不定期に実施されており、いつまでこのようなキャンペーンが実施されていくのかは不透明ですが、商戦月である3月いっぱいはこの動きは続くだろうという見方が携帯電話業界関係者の間にはあります。iPhoneに限らず、新しいスマホの購入を考えている方は、急いだ方が良いかもしれません。
まとめ:お支払総額表記と一括表記はどちらがいいのか?
「iPhoneは2年ごとに変えたい、スマホを壊したことはない」という方であれば、機種本体の返却は必要になりますが、お支払総額表記の方が、お得かもしれません。ただし、契約したiPhoneは自分のものにはなりませんので、ある意味「リース契約」ともいえます。
今後の状況によっては一括表記の割引額が大きくなると、お支払総額表記と一括表記との差がなくなっていきます。そうなると、機種本体の返却不要、自分のものになる一括表記のお得度も増します。みなさんも最大限、お得にiPhoneをゲットできるよう、特にこの3月のiPhone市場は日々チェックしましょう。
著者プロフィール
吉田裕紀
長野県出身。2009年「株式会社ディ・ポップス」に入社。NTTドコモ、au、ソフトバンクなどさまざまな通信キャリアを取り扱う携帯ショップ「TOP1」やワイモバイルショップにて11年間携帯電話の販売に従事。
現在はコンテンツマーケティング部署に所属。現場の経験を生かし、「携帯電話料金プランについて分かりやすい記事を書き、分かりやすく情報を発信する」をモットーに、日々売り場からの声や、最新の携帯電話に関する情報を収集し、記事の執筆にあたっている。
- スマホの料金プランに関する情報を随時更新→D-POPS スマホブログ
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