最新ゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」レビュー モンスター級パフォーマンスの秘密は?(3/3 ページ)
4月18日に発売されたゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」。中国ZTE傘下のNubiaが展開するブランドで、大手メーカーのスマホのスペックを大きく超えるのが特徴だ。実際に使ってみた感触をお伝えする。
REDMAGIC 7をゲーム専用機にする
ではREDMAGIC 7をゲーム専用機にしてみよう。インストールしたゲームアプリは直接起動してプレイすることもできるが、左側面の赤いスイッチをスライドさせることで「Game Boost Mode」に入り、ゲーム用のUI(ユーザーインタフェース)が立ち上がる。画面表示は横向きとなり、インストールされているゲームアプリが表示される(設定で一般的なアプリも登録可能)。
Game Boost Modeでゲームをプレイ中は、本体の左右側面から中央に向かってスワイプすることでゲーム専用の設定画面を呼び出せる。一切の通知をオフにしてゲームに集中したり、画面のリフレッシュレートだけではなくタッチサンプリングレートを変更したりでき、画面の録画もワンタッチで行える。ゲーム中でも随時変更できるので、ゲームはこのGame Boost Modeからプレイするのがいいだろう。
実際にゲームをしてみると、ちょっと気になる点もあった。ヘッドフォンを接続していると左側のショルダートリガーがやや押しにくくなるし、USBケーブルを接続して充電しながらだと同様に右側がやや押しにくくなる。他社のように本体側面(横向きに保持した場合は底面側)にUSBやヘッドフォン端子があると、よりゲームに没頭できるだろう。
3眼のカメラを試す
最後にカメラを使ってみよう。6400万画素広角、800万画素超広角、200万画素マクロの組み合わせは十分な性能だろう。なお標準の広角撮影は1600万画素相当となる。カメラのモードは多彩で「カメラファミリー」の中には暗闇の中の光の軌跡を写し出す「ライトドロー」や、夜の星空を撮影する「星空」などもある。
以下は実際にREDMAGIC 7で撮影した作例だ。
REDMAGIC 7はメモリ12GB+ストレージ128GBモデル(背面ブラック、Obsidian)とメモリ18GB+ストレージ256GB(透明、Supernova)の2種類が発売される。主な価格は以下の通り。ハイパワーなだけではなく冷却効果もしっかり考えられた製品だけに、ゲームマシンとしてスマートフォンを使いたい人にはお勧めだ。
関連記事
ゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」が4月18日発売 12GB+128GBモデルが9万1000円
NLNテクノロジーは、4月18日からNubiaのゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」を発売。価格は12GB+128GBモデルが9万1000円(税込み、以下同)、18GB+256GBモデルが11万6000円となる。ゲーミングスマホ「REDMAGIC 6S PRO」が10月28日に先行予約開始 7万9900円から
ZTE傘下のNubia Technologyは、10月28日からゲーミングスマホ「REDMAGIC 6S PRO」の先行予約を開始する。価格は12GB+128GBモデルが7万9900円(税込み、以下同)、16GB+256GBモデルが9万9900円。高性能かつ高画質&高音質に 5Gゲーミングスマホ「ROG Phone 5」レビュー
ASUSが5月26日に日本への投入を発表した最新のゲーミングスマホ「ROG Phone 5」。高い処理性能を長時間継続して発揮するための冷却性能と操作の快適さにこだわったディスプレイを搭載しているが、実際の使い心地はどうだろうか?ゲーミングスマホ「ROG Phone 3」は快適だが、ゲーム市場の異変が気になる MVNOの5G SIMも試した
ASUS JAPANから5G対応ゲーミングスマートフォンの新モデル「ROG Phone 3」が発売された。そこでROG Phone 3の各機能からゲーミングスマホの便利さ、購入時のチェックポイントを見ていこう。Lenovoのハイエンドゲーミングスマホ「Legion Phone Duel 2」は冷却ファンもバッテリーもダブルで799ユーロから
Lenovoがフラグシップゲーミングスマホの2代目「Legion Phone Duel 2」を発表した。6.92型の大画面でバッテリー、ファン、USB-Cポートを2つずつ備える。価格は799ユーロ(約10万円)から。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.