5G対応のエントリーモデル「Xperia Ace III」登場 Snapdragon 480や4500mAhバッテリー搭載
ソニーが5G対応のエントリーモデル「Xperia Ace III」を発表。2022年6月中旬以降に発売する予定。シリーズとして初めて5Gに対応し、高さ140mm、幅69mmのコンパクトなボディーを特徴としている。プロセッサはSnapdragon 480、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBを備える。
ソニーが5月11に、Xperiaスマートフォンの新モデル「Xperia Ace III」を発表。2022年6月中旬以降に発売する予定。
Xperia Ace IIIは、シリーズとして初めて5Gに対応したエントリーモデル。高さ140mm、幅69mmのコンパクトなボディーを特徴としている。奥行きは8.9mmで、5Gに対応しながら先代のXperia Ace IIと同じサイズを維持している。カラーはブラック、グレー、ブリックオレンジ、ブルーの4色を用意する。
ディスプレイはアスペクト比が18.7:9の5.5型HD+液晶を搭載。こちらも先代のXperia Ace IIから変更はない。プロセッサはSnapdragon 480、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GBとなっている。容量4500mAhのバッテリーを内蔵しており、3年使っても劣化しにくい仕様も健在だ。
アウトカメラは焦点距離が26mmの1300万画素カメラ1つ(F1.8)を搭載している。環境に応じて画質を自動調整する「プレミアムおまかせオート」、被写体をボカしたポートレート撮影、逆光でも白飛びや黒つぶれを抑えるオートHDRに対応。インカメラは500万画素だ。オーディオ面では3.5mmイヤフォンジャックを継承する他、新たにハイレゾ音源の再生やLDACに対応する。
スマートフォン初心者が迷わず使えるよう、アプリのアイコンやよく電話を掛ける連絡先を大きく表示する「かんたんホーム」を用意した。生体認証は指紋認証に対応している。
本体には傷が目立ちにくいテクスチャー加工を施しており、強化ガラスとして「Corning Gorilla Glass Victus」も採用した。IP68の防水と防塵(じん)やおサイフケータイにも対応している。
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