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Samsung、暗号通貨もサポートする「Samsung Wallet」を欧米で提供開始
Samsungが「Apple Wallet」や「Google Wallet」のような「Samsung Wallet」を発表した。米国や一部の地域のGalaxyユーザー向けに提供を開始する。クレジットカードや飛行機の搭乗券だけでなく暗号通貨もサポートする。
韓国Samsung Electronicsは6月16日(現地時間)、Galaxyシリーズ向けの新プラットフォーム「Samsung Wallet」を発表した。米英と欧州の一部で提供を開始する。「Apple Wallet」や「Google Wallet」と同様の、モバイル決済やIDカードなどをまとめられるサービスだ。
同社は2013年にSamsung Walletを発表しているが、これは後に「Samsung Pay」(日本では未提供)となった。今回、Samsung PayやSamsung Blockchain Wallet(日本では未提供)などのモバイル決済関連のサービスを統合し、新生Samsung Walletとした。
各種クレジットカードやデビットカードを登録して支払いに使えるだけでなく、免許証やIDカード、飛行機の搭乗券(今のところ大韓航空のみ)、一部のスマートホームキー、車のキーも登録できる。車のキーは、現代自動車やBMWの一部のモデルをサポートする。
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