小型ハイエンド「Xperia 5 V」10月中旬以降に発売 約14万~15万円、SIMフリーモデルも
ソニーが9月20日、スマートフォン「Xperia 5 V」の国内投入を発表した。2023年10月中旬以降の発売を予定している。ドコモ、au、楽天モバイルが扱う他、SIMフリーモデルも同時期に発売する。
ソニーが9月20日、スマートフォン「Xperia 5 V」の国内投入を発表した。2023年10月中旬以降の発売を予定している。
国内キャリアではドコモ、KDDI、楽天モバイルが取り扱うことを発表。さらに、オープンマーケット向け(SIMフリー)モデルを、ソニーのECサイトでも販売する。本体カラーはプラチナシルバー、ブルー、ブラックの3色。なお、発売日や取り扱いカラーは販路によって異なる。
主な特徴
Xperia 5 Vは、幅約68mmのコンパクトなボディーを特徴とするハイエンドスマートフォン。
ディスプレイは21:9比率の6.1型フルHD有機EL(1080×2520ピクセル)を搭載。プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GB(ドコモ、au、楽天モバイル)または256GB(オープンマーケット向け)を備える。容量5000mAhのバッテリーを内蔵している。
アウトカメラは約4800万画素の広角(24mm)と約1200万画素の超広角(16mmの2眼で構成される。広角カメラは2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載する。望遠カメラは備えていないが、48mmでの撮影時には、広角カメラのセンサー中央部分を1200万画素で切り出すため、光学2倍相当のズームが可能。
撮影後、簡単に動画を作成できる「Video Creator」アプリを搭載した。好きな動画クリップとプリセット音源を組み合わせて、簡単に動画を作成できる。色
側面に3.5mmイヤフォンジャックを備える他、さまざまなステレオ音源をマルチチャネル音源に変換する360 Reality Audio Upmix(旧360 Spatial Sound)、圧縮音源をハイレゾ級の音質にアップスケーリングするDSEE Ultimate、ハイレゾ音源をBluetoothで伝送できるLDACコーデックに対応している。
本体サイズは68(幅)×154(高さ)×8.6(奥行き)mm、重量は182g。ディスプレイ面と背面の両方に強化ガラス「Corning Gorilla Glass Victus 2」を採用している。IP68の防水・防塵(じん)やおサイフケータイにも対応。nanoSIMとeSIMのデュアルSIMにも対応している。
販路と価格
ドコモ
ドコモは「Xperia 5 V SO-53D」を10月以降に発売する。取り扱いカラーはプラチナシルバー、ブルー、ブラック。価格は15万1690円(税込み、以下同)で、「いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+」を利用できる。
Xperia 5 V SO-53DまたはXperia 1 V SO-51D、さらに対象ソニー製イヤフォン、対象純正ケースのいずれか、または両方11月30日までに購入し、12月7日までに「Xperia Lounge Japan」アプリから応募すると、最大3万2000ポイントのdポイント(期間・用途限定)を進呈するキャンペーンを実施する。
au
KDDIはXperia 5 Vをau Online Shop限定で10月中旬以降に発売、9月20日10時から予約を受け付ける。カラーはプラチナシルバー、ブルー、ブラック。価格は14万3000円で、「スマホトクするプログラム」を利用できる。
Xperia 5 Vを予約購入または購入し、専用のキャンペーンサイトから応募すると、Pontaポイントがもらえるキャンペーンを開催。予約購入で1万5000ポイント、予約購入と対象のソニー製イヤフォンの購入で1万8000ポイントをプレゼントする。
楽天モバイル
楽天モバイルは10月中旬以降にXperia 5 Vを発売する。カラーはプラチナシルバーとブラックの2色。価格は15万2400円で、購入プログラムの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して25カ月目に機種変更すると、実質7万6200円となる。楽天モバイル公式サイトでは、9月20日10時から予約を受け付ける。
楽天モバイル公式サイトと楽天モバイルショップでXperia 5 Vを購入すると、楽天ポイントを1万ポイント還元するキャンペーンも実施する。
オープンマーケット向けモデル
ソニーストアやソニーの直営店「ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神」、また一部の家電量販店、ECサイトでは、オープンマーケット向けモデル「Xperia 5 V(XQ-DE44)」を10月27日に発売、9月20日から予約を受け付ける。ソニーストアでの価格は13万9700円。
関連記事
「Xperia 5 V」は何が進化したのか Xperia 5 IVとの違いを写真で解説
9月1日にソニーが国内投入を発表した「Xperia 5 V」。キャリアからの発表も待たれる秋冬商戦向けの新モデルとなる。先代「Xperia 5 IV」から何が進化したのかを実機でチェックした。小型ハイエンド「Xperia 5 V」発表 望遠カメラなしでも光学2倍ズームが可能
ソニーは9月1日、Xperiaスマートフォンの新モデル「Xperia 5 V」を発表した。Xperia 5 Vは先代「Xperia 5 IV」の後継に相当するモデル。望遠カメラは省かれているが、光学2倍ズームが可能だ。Xperia 5 IVがスマホカメラのトレンドを変えると感じた理由
4キャリアが発売した「Xperia 5 IV」。専用アクセサリーとの組み合わせで、いわゆるスマホVLOGが可能だ。Xperia PRO-Iなどと比べて導入のハードルは下がったのか。「Xperia 1 V」は何が進化したのか 「Xperia 1 IV」と比較して分かったこと
ソニーが発表したXperiaハイエンドスマートフォンの新モデル「Xperia 1 V(マーク5)」。SIMフリーモデルの市場想定価格は20万円に迫る。先代の「Xperia 1 IV」からの進化点を実機とともに解説する。ソニーが「Xperia 1 V」発表 新イメージセンサー搭載で暗所撮影強化 19.5万円のSIMフリーモデルも
ソニーが5月11日、Xperiaハイエンドスマートフォンの新モデル「Xperia 1 V(マーク5)」を発表。日本を含む世界各国で発売する。SIMフリーモデル「XQ-DQ44」は7月下旬以降に発売予定で、市場想定価格は19万5000円(税込み)前後。イメージセンサーを一新し、暗所性能を高め、Vlog撮影に特化した機能を搭載した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.