Threads(スレッズ)、投稿の編集が可能に “音声”で投稿できる機能も
米MetaのSNS「Threads(スレッズ)」で投稿の編集が可能になった。Instagram責任者のアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)氏が自身のアカウントで明らかにした。投稿後、5分以内に投稿内容を編集できる。
米MetaのSNS「Threads(スレッズ)」で投稿の編集が可能になった。Instagram責任者のアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)氏が自身のアカウントで明らかにした。投稿後、5分以内に投稿内容を編集できる。
Threadsでは気軽に投稿ができる一方で、文字入力のミスや内容を改めることができず、これまで編集を行えなかった。競合の米X(旧Twitter)も同様の機能を持つが、有料の「X Premium」(旧Twitter Blue)に加入していなければ使えない。これを逆手に取ったのか後発のThreadsでは利用者を限定していない。
モッセーリ氏は2023年7月に編集機能について取り組んでいることを明らかにしていた。近い内に“Threadsに足りない”機能を追加していく、との考えを投稿していた。
また、「音声投稿も可能になった」として、モッセーリ氏は「感想を音声で伝えてほしい」としている。モッセーリ氏による発表後、Threadsを見渡すと「人間的な交流ができるので、このアイデアを気に入っている」と伝える人や、音声で早速投稿する人もいる。
音声投稿では音声ファイルが投稿内容のすぐ下に表示され、「再生のアイコン」をタップまたはクリックすると再生できる。再生中は再生位置が視覚的に表示され、再生中の内容がテキストのどの部分を指しているのかも分かる。ただし、スマートフォンアプリもWeb版も再生位置の変更や、逆再生には対応していないようだ。音声ファイルの抽出が可能か否かについては不明だ。
一方で「アカウントの切り替えがスムーズに行えない」「アカウントを切り替えると定期的にログアウトしてしまう」といった不具合の報告もあり、これらの改善と修正が急がれる。
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