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ChatGPTのOpenAI、サム・アルトマンCEOを解任 「素直さに欠ける」などと取締役会が判断
ChatGPTの開発を手掛ける米OpenAIは11月17日(現地時間)、サム・アルトマンCEO(最高経営責任者)が退任することを発表した。退任は取締役会での検討プロセスを経て決まったという。事実上の解任となる。
ChatGPTの開発を手掛ける米OpenAIは11月17日(現地時間)、サム・アルトマンCEO(最高経営責任者)が退任することを発表した。退任は取締役会での検討プロセスを経て決まったという。事実上の解任となる。
OpenAIは2015年に非営利団体として設立された。設立にはアルトマン氏だけでなく、X(旧Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏も関わった。11月6日(米国時間)には同社初の開発者向けイベント「OpenAI Dev Day 2023」を開催。2023年4月までの出来事に関する回答を行える「GPT-4 Turbo」や、カスタムバージョンの作成が可能な「GPTs」を発表した。
アルトマン氏はOpenAIの成長に貢献してきた人物の1人だが、なぜ突然の解任となったのだろうか。取締役会は「熟慮に基づく検討プロセスを経て決めた」と解任の経緯を説明する。その上で、「同氏が取締役会とのコミュニケーションにおいて一貫して率直でなく、取締役会の責任遂行を妨げる。同氏がOpenAIを率いていく能力があるとは確信できない」ことから、今回の決定に至ったという。
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OpenAIを離れるアルトマン氏に代わり、ミラ・ムラティCTO(最高技術責任者)が暫定的なCEOに就く。ムラティ氏は米Teslaや米Goldman Sachsを経て、2018年にOpenAIに入社。
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