「Windows 11でAndroidアプリが動く」機能、2025年3月5日で終了 WSAを使う意義、次第に薄れる
米Microsoftは、Windows 11上でAndroidアプリを動作させる機能「Windows Subsystem for Android(WSA)」の終了を予告する。提供とサポートは、2025年3月5日で終了となり、それ以降は利用できなくなる。
米Microsoftは、Windows 11上でAndroidアプリを動作させる機能「Windows Subsystem for Android(WSA)」の終了を予告する。提供とサポートは、2025年3月5日で終了となり、それ以降は利用できなくなる。
2024年3月5日以前にAmazon Appstore、またはAndroidアプリをインストールした人は、2025年3月5日までならWSAを介してアクセスできる。
WSAは、Windows 11を搭載したPCでAndroidの仮想マシンを動作させ、Androidアプリを動作させる機能。ウィンドウや通知などの表示方式をPC向けアプリとそろえることで、AndroidアプリをPC向けアプリのように操作できるという。Windows 11 PCで動作するAndroidアプリは、Windows 11向けの「Amazon アプリストア」を通じて配信されている。
2022年5月25日には、プレビュー版の提供国を年内にフランス、ドイツ、イタリア、日本、英国に拡大することが発表された。
一方で、アプリストア「Google Play」など、GoogleがAndroid向けに提供するサービスには対応しない。それに、米GoogleはWindows PCでAndroid向けのゲームをプレイできる「Google Play Games」を提供しており、結果としてWSA対応アプリは増えず、“ユーザーがWSAを使う意義”は薄れてしまった。
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