「Coke ON」とデジタル障害者手帳「ミライロID」が連携 ドリンク購入でポイントが常に2倍に
日本コカ・コーラの「Coke ON」アプリが2024年4月8日から、ミライロ(大阪府・大阪)のデジタル障害者手帳「ミライロID」と連携する。両社が3月25日に発表した。この連携でドリンク購入時にポイントが2倍になる。
日本コカ・コーラの「Coke ON」アプリが2024年4月8日から、ミライロ(大阪府・大阪)のデジタル障害者手帳「ミライロID」と連携する。両社が3月25日に発表した。この連携でドリンク購入時にポイントが常に2倍になる。
Coke ONユーザーはアプリからミライロIDの認証を行うことで、「Coke ON 障がい者割引」の対象となり、ドリンク購入時に付与されるCoke ONスタンプが2倍になる。あわせて、サブスクリプションサービス「Coke ON Pass」の割引などの特典を利用できるようになる。
なお、Coke ONではミライロIDとの連携に際して、「有効な障害者手帳の存在確認のみを実施し、個人情報等は一切取得、保持しない」としている。
日本コカ・コーラとミライロが2022年に実施した「障がい者の飲料購入に関するユーザー調査」によれば、70%が日常的に自動販売機で飲料を購入し、32%がCoke ONを利用している、または利用したことがあると回答した。このうちCoke ON利用者からは、「キャッシュレス決済」(65%)や「スマホで飲料が選べる」(53%)などがメリットとして挙げられる一方で、困る場面として「コカ・コーラ社の自動販売機を探す時」(46%)、「自動販売機とスマホを接続するとき」(39%)が上位に挙げられた。
今回の連携はこうした「利用者の皆さまからの声を反映したもの」だという。
Coke ONアプリはコカ・コーラが2016年4月に提供を開始したサービス。アプリ内で使える「Coke ON Wallet」など、Coke ONを通じて利用者に提供される各種サービスも、同社が手掛けている。Coke ONスタンプはCoke ONのコアとなるサービスだ。
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