まとめ

海外から怪しい着信があったらどうする? 「電話に出ない」以外の効果的な対処法(2/2 ページ)

「+1844」や「+800」などで始まる国際電話の着信が最近増えています。海外からの電話は詐欺である場合が多く、個人情報を聞き出そうとしてくる可能性があります。不審な電話には「出ない」ことが一番ですが、着信拒否や録音機能を使った設定も効果的です。

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「ライブ留守番電話」や「通話スクリーニング」を利用する

 一括での着信拒否ができず、個別でのブロック設定は面倒だという場合には、iPhoneの「ライブ留守番電話」やPixelの「通話スクリーニング」を活用しましょう。

 iPhoneのライブ留守番電話は、かかってきた電話を留守番電話につなぎ、相手が話している内容をリアルタイムに文字起こしできるという機能です。文章を見て、電話に出るかどうかを判断できます。

 「設定」→「アプリ」→「ライブ留守番電話」でオンにできます。

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「設定」→「アプリ」→「ライブ留守番電話」で有効にできます

 Pixelの通話スクリーニングは留守番電話とは違い、Google アシスタントに応答してもらうというもの。といっても、ユーザーがリアルタイムで操作する必要はあります。相手の音声はリアルタイムで文字起こしされるので、相手の声を聞く必要がなく、迷惑電話だと分かった時点で通話を切ることも可能です。

 デフォルトで有効になっているので、着信時に「スクリーニング」をタップするだけで利用できます。


着信時に「スクリーニング」をタップすると、スクリーニングが開始されます。留守番電話ではないので、ユーザーによるリアルタイムな操作が必要です

キャリアのサービスを使う

 各キャリアでは、迷惑電話を防止するためのセキュリティ機能がオプションとして用意されています。例えば、ドコモなら「あんしんセキュリティ」、auならPontaパスで使える「迷惑メッセージ電話ブロック」機能、SoftBankの「セキュリティOne」などです。

 どれも有料ではありますが、着信時に迷惑電話であれば画面に警告を表示する、着信をブロックするなどの機能を備えています。

アプリを使う

 MVNOなどでキャリアのサービスが用意されていない場合、同様の機能を持ったアプリを使うという方法もあります。「電話帳ナビ」や「whoscall」など、いくつかアプリがあります。

 連絡先に登録していない番号でも、着信時にデータベースから相手を検索して表示してくれる他、迷惑電話の着信拒否などを設定可能。Whoscallでは、海外からの着信を一括で拒否するという設定も可能です。

 迷惑電話が多くて困っているという人は、こうしたアプリの利用も検討してみてください。

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