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ドコモ、コミケで「5Gを使ってほしい」 23年の反省を生かし5Gを重点強化、遊撃班が“SNS対応”も(2/2 ページ)
NTTドコモは、12月29日と30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されるコミックマーケット105に向け、通信品質向上のための対策を実施する。その2日前にあたる27日、一部の報道陣を招き、具体的な対策内容を明らかにした。今回は「会場内の全面的な5G SA化」が大きなポイントとなっている。
2024年12月現在、5G SAは追加料金なし ドコモ、「スマホを5Gで使ってほしい」
会場内の全面的な5G SA化も、大きな改善点の1つだ。ドコモの個人向け5G SAサービスの月額料金は550円(税込み)で、あくまでもオプションサービスという扱いになる。当面の間はキャンペーンとして追加料金なし(無料)で利用できる。古橋氏は「無料キャンペーン中なので、入っていて(加入して)損はないと思う」と話し、「ドコモのスマートフォンで、5G SAを使ってほしい」と強調した。
申し込みはWeb(ドコモオンライン手続き/ahamoオンライン手続き/ドコモオンラインショップ)の他、ドコモショップを始めとするドコモ取扱店でも行える。5G SA(Standalone)へアクセスし、「お手続きサイトへ」というリンクをタップまたはクリックする。My docomoからでも申し込めるが、サービス名の項目を探すのが面倒だと感じる人は、ドコモの5G SA(Standalone)のページへアクセスし、「お手続きサイトへ」というリンクをタップして申し込むといい。
ただし、2024年12月時点で利用できる端末が限られているので、注意が必要だ。参考までに、対応機種を以下に記載する。
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- iPhone
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- ドコモが2024年に発売したAndroidスマートフォン
- arrows We2 Plus F-51E
- motorola razr 50d M-51E
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 9
- Google Pixel 9 Pro
- Google Pixel 9 Pro Fold
- Google Pixel 9 Pro XL
- Galaxy S24 SC-51E
- Galaxy S24 Ultra SC-52E
- Galaxy A55 5G SC-53E
- Galaxy Z Flip6 SC-54E
- Galaxy Z Fold6 SC-55E
- AQUOS R9 SH-51E
- AQUOS sense9 SH-53E
- AQUOS R9 pro SH-54E
- Xperia 1 VI SO-51E
- Xperia 10 VI SO-52E
- ドコモが2023年に発売したAndroidスマートフォン
- Galaxy S23 SC-51D
- Galaxy S23 Ultra SC-52D
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Galaxy Z Fold5 SC-55D
- AQUOS R8 pro SH-51D
- Xperia 1 V SO-51D
- ドコモが2022年に発売したAndroidスマートフォン
- Galaxy S22 SC-51C
- Galaxy S22 Ultra SC-52C
- Galaxy Z Flip4 SC-54C
- Galaxy Z Fold4 SC-55C
- AQUOS R7 SH-52C
- Xperia 1 IV SO-51C
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