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Androidの「Google Play開発者サービス」更新で、3日間ロック状態が続くと自動再起動に
Googleは、「Google Play開発者サービス」のアップデートで、Androidデバイスが3日間連続でロックされたまま使用されなかった場合、自動的に再起動する新機能を追加する。セキュリティとプライバシーの強化が目的だ。
米Googleは4月14日に公開した「Googleシステムリリースノート」で、「Google Play開発者サービス」の次期アップデート(V.25.14)で追加される修正や新機能を発表した。
これによると、セキュリティとプライバシーの機能として、デバイスが3日間連続してロックされている場合、自動的に再起動するようになる。PINやパスコードの入力が必要となるので、第三者による不正アクセスのリスクが低減される。
同じような機能としては、米AppleがiOS 18.1で追加した、公式には発表されていない、いわゆる「非アクティブ再起動」がある。こちらはiPhoneを数日ロック解除せずに放置すると、自動的に再起動されるというものだ。
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V.25.14ではこの他、Quick Shareの転送時に受信者がコンテンツのプレビューを確認してから受信できるようになる、新しいデバイスのセットアップや古いデバイスからのデータ移行が簡単に行えるようになるなどの更新も行われる。
Google Play開発者サービスのバージョンは、[設定]→[アプリ]→[○個のアプリをすべて表示]→[Google Play開発者サービス]の画面で確認できる。
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