レビュー

「Pixel 10」「Pixel 10 Pro/Pro XL」開封レビュー 先代とほぼ同じ見た目でもカメラは確実に進化(1/3 ページ)

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 本日(8月28日)、Googleの新型スマートフォン「Pixel 10」「Pixel 10 Pro」「Pixel 10 Pro XL」がいよいよ発売される。同社の直販ストア(Google Store)の他、NTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー電話)やソフトバンクでも購入可能だ。

 この記事では、両モデルの“見どころ”を筆者独自の目線でお伝えする。既に購入(予約済み)という人はもちろん、購入を検討している人の参考になれば幸いだ。


左から「Pixel 10」のObsidian、「Pixel 10 Pro」のPorcelain、「Pixel 10 Pro XL」のJade

パッケージは“間違い探し”

 先代のPixel 9シリーズでは、約5年ぶりのパッケージのデザインが刷新された。今回のPixel 10シリーズでも、それは踏襲されている。

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 パッケージはスリーブ付きで、スリーブにはGoogleロゴと本体の写真があしらわれている。率直にいうと、同系統の色だと間違い探しの感じがちょっと強い。スリーブの背面には不可逆式のシールが2つ貼られており、これらを剥がさないと箱を取り出せない仕組みであることも変わりない。


Pixel 10シリーズのパッケージのデザインは、Pixel 9シリーズのデザインを踏襲している

参考に、Pixel 9シリーズのパッケージはこうだった。間違い探し感が結構強い

スリーブの背面には、モデル名とストレージ容量などが記載されている(写真は開封用シールを剥がす前)

本体の製造番号、IMEI(2つ)、eSIMのEIDは1枚のステッカーにまとめられ、スリーブの下部に貼られている

 スリーブを取った後の姿も、Pixel 9シリーズと大きくは変わらない。モデルが同じなら、どのカラー/容量であっても共通だ。スリーブを紛失すると、パッケージからカラーと容量を区別できなくなってしまう。面倒でも、スリーブは箱と一緒に保管しておきたい。


スリーブを外すには、開封用シールを剥がす必要がある

スリーブを外すと、上ぶたに本体背面のイメージが印刷されている。これだけを見ると、本当にPixel 9シリーズと区別が付かない

パッケージの側面を見ると初めて機種の区別が付く

中身もほぼ同じ 本体の包装がちょっと変わった

 箱を開けると、すぐに本体が現れる。本体は保護用紙で覆われているのだが、その仕様がちょっと変わっている。具体的には以下の通りだ。

  • 包み方が開封したことが“分かりやすく”なるようになった
  • 画面側の機能に関する印字(指紋センサーの位置表示など)がなくなった
  • 本体を取り出しやすい“取っ手”が付いた

 印字がなくても、ここ数世代のPixelを使っている人は問題ないとは思う。ただ、初めて(久しぶり)にPixelを使う人は戸惑うかもしれない。


Pixel 10 Proの上ぶたを開けたところ。本体の保護用紙は形状が若干変わり、本体を取り出しやすくするための取っ手が付いた

 上ぶたの裏面には、SIM取り出しツールの台紙と「安全と規制に関する情報」の冊子が入ったポケットが付いている。この辺の仕様も、Pixel 9シリーズと変わりはない。

 このポケットなのだが、台紙や冊子を取り出すのが若干大変だったりする。もう少し、緩めにできないものだろうか……。


ポケットから台紙と冊子を取りだそうとしているのだが、結構苦戦してしまった(これは撮影用のイメージカットだが、撮影抜きでも結構大変だった)

何とか取り出した台紙と冊子。内容的にはPixel 9シリーズと同様だ
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