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「Pixel 10」「Pixel 10 Pro/Pro XL」開封レビュー 先代とほぼ同じ見た目でもカメラは確実に進化(2/3 ページ)

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初期設定はとても簡単(一部を除く)

 初期設定についても、Pixel 9シリーズとおおむね同じ手順で行える。Bluetoothがオンの状態で今まで使っていたAndroidスマートフォンを置くと、移行を促す画面が表示されるので、それに従ってセットアップを進めると移行も楽になる。手順は若干異なるものの、iPhoneからの移行も可能だ。

 移行元のAndroidスマートフォンがeSIMの転送(移行)に対応している場合、通信事業者(キャリア)側が対応していればその場で転送手続きを行える。元の機種で使っているのが通常のSIMカードでも問題ない(元のSIMカードはeSIMに移行した段階で無効になる)。ただし、キャリアによっては転送可能な時間帯やプラン(契約)に制限があるので、注意したい。や

 Androidスマホからデータを移行する場合は、基本的に同じアクセスポイントにつながったWi-Fi(無線LAN)を介して行うことになるが、USBケーブルを使うとより高速に転送可能だ。ただし、本体に付属するUSB Type-CケーブルはUSB 2.0規格(最大480Mbps)となるため、さらに高速な転送を期待するならUSB 5Gbps(USB 3.2 Gen 1)以上の規格のケーブルを別途用意したい。

移行
細かい画像の違いはあるものの、初期設定画面はPixel 9シリーズから大きく変わっていない
eSIM転送
転送元のAndroidスマホと通信事業者が対応していれば、eSIMの転送(移行)もその場で行える。ただし、キャリアによっては移行可能な時間やプランに制限を設けているので注意が必要

 一方で、移行がやや大変なのが「おサイフケータイ」だ。Google Pay(Google ウォレット)でタッチ決済(EMVコンタクトレス決済)/iD(一部を除く)/QUICPay+を利用できるカード類の移行(追加)は初期設定時に行えるのだが、モバイルSuica/モバイルPASMO/モバイルICOCAの移行は「おサイフケータイアプリ」、一部カード会社のiDの移行は「iDアプリ」を使って初期設定後に移行しなければいけない。iDアプリは購入先を問わず「MVNO/SIMロックフリー端末版」を使う必要があるので注意しよう。

 なお、モバイルSuicaとモバイルPASMOについては、「Google ウォレットアプリ」から機種変更手続きを行うことも可能だ。別の記事で手順を紹介している。

カードの移行
Google ウォレットでタッチ決済/iD/QUICPay+に対応しているカードなら、初期設定のプロセスで設定可能だ(表示が英語なのは筆者の趣味なので、システム言語が「日本語」なら日本語表示になるので安心してほしい)

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