MotorolaがIFAで新スマホ一挙発表 「edge 60 neo」「g06 power」「g06」それぞれの特徴は?
Motorolaは、ドイツ・ベルリンで開催された「Lenovo Innovation World at IFA 2025」にて、スマートフォンの新製品「motorola edge 60 neo」「moto g06 power」「moto g06」の3機種を発表した。各モデルはカメラ、バッテリー、ディスプレイなどにそれぞれ異なる特徴を備えている。
Motorolaは、ドイツ・ベルリンで開催された「Lenovo Innovation World at IFA 2025」にて、スマートフォンの新製品「motorola edge 60 neo」「moto g06 power」「moto g06」の3機種を発表した。各モデルはカメラ、バッテリー、ディスプレイなどにそれぞれ異なる特徴を備えている。
motorola edge 60 neoは、コンパクトな筐体に多機能なカメラシステムを搭載したモデルだ。カメラは、ソニー製LYTIA 700Cセンサーと光学式手ブレ補正を備えた5000万画素のメインカメラに加え、1300万画素の超広角+マクロレンズ、3倍光学ズームが可能な1000万画素の望遠レンズで構成される。フロントカメラは3200万画素で、4K解像度での動画撮影にも対応する。ディスプレイは6.4型で、最大3000ニトの輝度を持つ。バッテリー容量は5000mAhで、付属の68W充電器を使用すると7分間の充電で1日分の使用が可能。15Wのワイヤレス充電にも対応している。筐体はIP68/69準拠の防塵(じん)・防水性能と、米国国防総省の定めるMIL-STD-810H規格に準拠した耐久性を備え、ディスプレイにはCorning Gorilla Glass 7iを採用している。PANTONEカラーの3色展開で、写真の自動補正などを行う独自のmoto ai機能も搭載する。
moto g06 powerは、7000mAhの大容量バッテリーを最大の特徴とする。このバッテリー容量は同価格帯のスマートフォンで最大級であり、2日半以上の連続使用が可能だという。ディスプレイはmoto gシリーズ史上最大となる6.88型のHD+液晶を搭載し、屋外でも見やすい最大600ニトの輝度と、指がぬれていても操作しやすいWater Touch技術に対応する。オーディオ面では、Dolby Atmos®対応のステレオスピーカーを備える。カメラはAI機能を搭載した5000万画素のメインカメラと800万画素のフロントカメラを装備。プロセッサにはMediaTek Helio G81 Extremeを採用し、RAM(メモリ)ブースト機能によりメモリを最大12GBまで拡張できる。外装には指紋が付きにくいヴィーガンレザーを使用し、IP64準拠の防塵・防水性能を持つ。
moto g06は、大画面とAI搭載カメラを手頃な価格で提供するモデル。moto g06 powerと同様に、moto gシリーズで最大となる6.88型のHD+ディスプレイを搭載する。カメラシステムも共通で、AIによる補正機能を備えた5000万画素のメインカメラを搭載している。MediaTek Helio G81 Extremeチップセットを採用し、RAM(メモリ)ブースト機能を利用することで最大12GBのRAMで動作させることが可能。内蔵ストレージは最大256GBで、microSDにより1TBまで拡張できる。また、両モデルともにGoogleの「かこって検索」機能に対応する。
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