プラチナカードを持つ理由は? ステータスより“実利”重視の傾向 ドコモが調査
NTTドコモは、10月23日に「プラチナカードに関する意識調査」の結果を発表。カードを選んだ理由はポイント関連が上位で、保有者の9割弱が「ポイントなどの実利が重要」と回答した。
NTTドコモは、10月23日に「プラチナカードに関する意識調査」の結果を発表した。対象は全国20~70代の男女でプラチナカード保有者が320人、保有意向者420人、計740人。
プラチナカードをよく使っている理由は「メインでためている共通ポイントがたまりやすいから(32.5%)」と「ポイント還元率が高いから(31.6%)」が上位に。直近6カ月以内に取得したユーザーは上位2項目の合計が50.8%で、2人に1人がポイントのお得さを重視して選んでいることが分かった。
今後プラチナカードを持ちたいと考えているユーザーに理由を聞いたところ、最多は「ポイントやマイルの還元率が高そうだから(46.7%)」で、所有者と同様にこれから持ちたいと考えているユーザーにも「還元率の高さ」が最大の魅力となっている。
プラチナカード保有者を対象にプラチナカードに対する考えを聞いたところ「プラチナカードはステータスよりも、ポイントなどの実利が重要だと思う」が86.3%、「年会費が高くても、見合う特典があればプラチナカードを持つのは賢い選択だと思う」も89.7%となり、プラチナカードはステータス性以上に実利を得るための手段となっている。
プラチナカード保有者のポイントやマイルに関する考えを聞いたところ「ポイントは日々の中で知らない間に大きくたまっているのが理想」が81%、「積極的な『ポイ活』ではなく『クレ活』ぐらいが自分の性に合っている」が65.6%となった。ユーザーが日々最もポイント還元率の高い手段を考えて選択するなど、積極的なポイ活ではなく、クレジットカードに支払いで無理なく自然にポイントをためるクレ活のスタイルを望むユーザーの多さが判明した。
関連記事
「dカード PLATINUM」はどんなユーザーがお得になる? GOLDからアップグレードすべきか検証してみた
ドコモのクレジットカード「dカード」に、新たなラインップとして「dカード PLATINUM」が登場。筆者は「dカード GOLD」ユーザーなので、アップグレードすべきか検討している。同じようにプラチナにした方が得なのでは?と考える人は多いと思うので、どんな人がどのくらい得できるのか検証してみた。ドコモ、年会費約3万円の「dカード PLATINUM」開始 利用料金の最大20%ポイント還元、優待や補償も充実
NTTドコモは、11月25日に「dカード PLATINUM」の受け付けを開始。各種利用料金の支払い方法に設定すると最大20%ポイント進呈され、最大4万円相当の「年間ご利用額特典」や万が一の際の充実の補償を提供する。「楽天カード」は何が違い、どれがお得? プロパーカード4種類を比較してみた
楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードの4種類を比較。楽天カードを持つ一番のメリットは、楽天グループのサービスを利用することでさまざまな特典が受けられること。楽天カードは楽天グループの金融サービスの利用でもメリットがある。クレカやスマホ決済の利用サービス上位は? MMDの2025年7月調査
MMD研究所は「2025年7月決済・金融サービスの利用動向調査」の結果を発表。普段利用しているクレジットカード、QRコード決済、非接触決済、銀行口座、証券会社を聞いている。携帯キャリアのポイント満足度が向上 1位は楽天、2位は? J.D.パワーが8ブランドで調査
J.D.パワーは「2024年共通ポイントサービス満足度調査」の結果を発表。JRE POINTとVポイントを加えた8ブランドで調査したところ、ポイ活プランの導入で通信系の一部ブランドで評価が向上している。ポイント、EC、クレカの併用率は楽天が圧倒的、コード決済はPayPayがトップ MM総研調べ
MM総研は「ポイント/決済サービスの携帯キャリア別利用状況調査」(2024年8月時点)の結果を発表。ポイント、EC、クレジットカードのクロスユース率は楽天がトップで、QRコード決済は「PayPay」がトップとなった。最も意識しているポイント経済圏1位は「楽天」、2位は? MMDが調査
MMD研究所は「2024年7月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」の結果を発表。最も活用している共通ポイントは「楽天ポイント」で、総合満足度は「イオン経済圏」となった。ユーザーの「ポイ活」意識が高いのはどのポイント? MMDが利用上位4サービスで調査
MMD研究所は、4月15日に「2024年3月QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識調査」の結果を発表。活用しているポイントは「楽天ポイント」がトップで、QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識はいずれも7割以上になった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.