ユーザーの「ポイ活」意識が高いのはどのポイント? MMDが利用上位4サービスで調査
MMD研究所は、4月15日に「2024年3月QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識調査」の結果を発表。活用しているポイントは「楽天ポイント」がトップで、QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識はいずれも7割以上になった。
MMDLaboが運営するMMD研究所は、4月15日に「2024年3月QRコード決済上位4サービス利用者のポイ活意識調査」の結果を発表した。予備調査では18〜69歳の男女2万5000人、本調査ではQRコード決済利用上位4サービス「楽天ペイ」「d払い」「au PAY」「PayPay」をメインで利用する各500人、計2000人を対象としている。
予備調査で現在活用しているポイントを複数回答で聞いたところ、現在活用しているポイントは楽天ポイントが59.7%、Tポイントが46.0%、Pontaポイントが41.1%となった。ポイント活用者へ最も活用しているポイントについて聞いたところ、楽天ポイントが38.3%、PayPayポイントが16.0%、dポイントが15.7%、Pontaポイントが9.9%となり、QRコード決済上位4サービスのポイントが79.9%を占める。
本調査でポイント活用への意識について聞いたところ、意識してためている割合は楽天ペイが88.8%、d払いが87.0%、au PAYが76.6%、PayPayが74.4%となった。また、利用できるポイントを活用する際に意識して行動したこと(複数回答)について、楽天ペイは「ポイントでの支払い」、d払いは「支払い方法でQRコード決済サービスをメインにする、PayPayとau PAYは「QRコード決済サービスが利用できる場所で買い物」となった。
QRコード決済と同じポイント経済圏サービスの利用個数について、併用個数は楽天ペイが平均4.8個、au PAYが平均3.4個、d払いが平均3.2個、PayPayが平均2.6個となった。
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