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若いiPhoneユーザーの間で「クリアケース」に人気が集まっている理由 すべては“推し”のために(3/3 ページ)

若年層の間ではスマホを「推し色にする」という人も増えているそうです。推し色とは、自分が応援している推しのメンバーに割り当てられているシンボルカラーを指します。「メンバーカラー」や「メンカラ」とも言われます。

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自分らしさをスマホケースで表現

 クリアケースは背面に推しを入れる楽しみだけでなく、自分らしさを表現するにも持ってこいのアイテムです。

 最近はケースを飾るために、「キーリングハンガー」などと呼ばれるパーツをケースに付ける人も増えています。これを貼り付けると、推しのキーホルダーやチャームなどをスマホにぶら下げられるようになります。韓国発といわれており、SHEINなどのECサイトにはさまざまな形のパーツが販売されています。シールで貼るタイプとケースに金属ビスを通すタイプがあり、2つ付けて落下防止のハンドストラップにするタイプもあります。


SHEINで売られているキーリングハンガーの例

 なお、「推しが好きでも、推し色は好きではない」という人もいるようです。フェリシモが行った「教えて! あなたの推し色について by OSYAIRO」によると、推し色が別の色だったらよかったのにと思ったことがある人は約2割いるとのこと。

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 色の好みもありますが、メンバーカラーにはビビッドカラーが使われていることが多く、身に着けづらいこともあるでしょう。また、自分のパーソナルカラーと合わない場合もあります。推し色はスマホケースなどの小物に少しだけ取り入れて楽しむ、といった推し活がこれからも続いていきそうです。

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