ソフトバンク新料金プランに乗り換えるべき? 「ペイトク2」「テイガク無制限」「ミニフィット2」のお得度を検証:スマホ料金プランの選び方(2/3 ページ)
ソフトバンクは衛星通信などの特典を拡充した新料金プランを6月2日に導入し、既存プランも7月に値上げする。新プランはPayPayカードゴールド保有者への割引が手厚い一方、通信料のポイント還元率が下がるデメリットもある。PayPayでの決済状況やカード種別を精査して、最適なプランを選びたい。
テイガク無制限:200ポイント還元とPayPayカード割の強化でお得に
テイガク無制限は、ペイトク2からPayPayポイント還元の特典を省いたもので、現行「メリハリ無制限+」の後継プランとなる。月額料金は8008円で、メリハリ無制限+から583円の値上げとなる。新みんな家族割とおうち割 光セットは変わらず、PayPayカード割はペイトク2と同様、PayPayカードだと330円、PayPayカード ゴールドだと550円にアップする。PayPayカード ゴールドだと、割引後の料金は5148円になり、メリハリ無制限+から220円値上げにとどまる。
さらに、毎月ポイント特典としてPayPayポイント200円相当が進呈され、これを引いた実質負担額は、PayPayカード ゴールドだと4948円。メリハリ無制限+との差分はわずか20円に縮まる。メリハリ無制限+との差分として、テイガク無制限ではSoftBank Starlink DirectとFast Accessを利用できる。また、海外データ通信はメリハリ無制限+は5日間だが、テイガク無制限は1カ月使える。これらの特典に魅力を感じるPayPayカード ゴールドのユーザーは、テイガク無制限への乗り換えを検討していいだろう。
また、7月1日からメリハリ無制限+は月額550円の値上げになり、割引後の料金は月額5478円。テイガク無制限はPayPayカードユーザーなら割引込みで月額5368円、PayPayカード ゴールドユーザーなら割引込みで月額5148円。割引後なら、テイガク無制限の方が安くなる。
ただし先述の通り、テイガク無制限も、PayPayカード ゴールドでの通信料還元が1%に下がる。ソフトバンクへの通信料がどの程度かによるが、基本料金だけを考えると、テイガク無制限の200ポイント還元により、通信料で1%還元だとしても、トータルの実質負担額はわずかにテイガク無制限が安くなる。
PayPayカード ゴールドのユーザーなら、通信料の還元率が下がっても、金額差はほぼなく、海外データ放題(1カ月)やYouTube Premium Liteセットの追加特典もあるので、テイガク無制限に乗り換えるメリットは大きい。
無印のPayPayカードのユーザーも、200ポイント還元とPayPayカード割の増額(187円→330円)によって、改定後のメリハリ無制限+よりも割引後の金額は安い。テイガク無制限に乗り換えてもいいだろう。
なお、メリハリ無制限+では、月間のデータ利用量が2GB以下だと1650円に割り引くが、テイガク無制限ではこの割引がないので注意したい。
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