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Xiaomiが異例の早さでハイエンドスマホを投入する理由 今秋に「ワクワクする」機種投入も?石野純也のMobile Eye(3/3 ページ)

Xiaomiは5月28日に廉価ハイエンドモデルの「Xiaomi 17Tシリーズ」をグローバル発表した。最上位モデル発売からわずか3カ月という異例の早さでの投入はグローバルでのラインアップ調整が背景にある。日本では価格上昇を抑えつつFeliCa搭載で展開するが今後は大手キャリアでの採用拡大が課題となりそうだ。

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異例の早さで投入されたXiaomi 17Tシリーズ、背景にラインアップの見直し

 なぜXiaomiはXiaomi 17Tシリーズの発売をここまで巻き上げたのか。同社はXiaomi 17 Ultraを3月に発表したばかり。フラグシップモデルと競合しかねない廉価モデルの投入に3カ月しかインターバルがないのは異例だ。その背景には、グローバルでラインアップの調整を行っていることがあるという。今は過渡期というわけだ。呂氏は、次のように語る。

 「今は、Xiaomiのプロダクトポートフォリオを、どういうタイミングに(発売)するかを調整している最中。中国とグローバルのタイムラインをできるだけ合わせようとしている。今年(2026年)でいったん調整をして、来年(2027年)でそれが定着していくことになる」


最上位モデルのXiaomi 17 Ultraは3月に登場し、まだ3カ月もたっていない。ラインアップの見直しが背景にあるという

 安達氏は、「早めに出せて、夏商戦にもバッチリ合う」との見解を示しながら、「同じXiaomi 17シリーズとして展開でき、ブランドイメージをけん引しているXiaomi 17 Ultraから3カ月で下方展開できるのは、いい効果が出せると思っている」と話す。XiaomiシリーズとXiaomi Tシリーズという2つのラインではなく、Xiaomi 17シリーズの中のバリエーションとしてXiaomi 17Tシリーズを展開できるというわけだ。

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 日本ではフラグシップモデルのベース機ともいえる「Xiaomi 17」の投入を見送っている。Xiaomi 17T Proとスペック的にバッティングする部分が多く、価格も近いからだ。安達氏によると、「Xiaomi Tシリーズが早まるのと、昨年(2025年)のXiaomi 15のフィードバックを踏まえ、適切なラインアップ数を展開している」という。Xiaomi 17抜きの3モデル構成と捉えると、ハイエンドモデルをバランスよく展開しているようにも見える。


海外では、ベースモデルのXiaomi 17も販売されているが、日本への投入は見送られた。Xiaomi 17T Proとのかぶりが多いのが、その理由の1つだ

 では、Xiaomi Tシリーズがなくなった秋冬はどうなるのか。呂氏は「皆さまが期待しているようなモデルを今、検討中。具体的なことは言えないが、ワクワクするようなものになると考えている」といい、さらなる新製品の登場を示唆した。

 競合他社の場合、サムスン電子は春にGalaxy Sシリーズを3モデル構成で展開しており、秋冬に向けたラインアップとしてフォルダブルスマホのGalaxy Zシリーズを発売する流れが定着している。商戦期ごとに、展開するスマホを明確に区分けしているというわけだ。Appleが初の折りたたみiPhoneを投入するうわさが流れる中、Xiaomiもこの流れに乗り、これまでとは違うカテゴリーのスマホを投入してくる可能性はありそうだ。

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