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「Yahoo!カレンダー」を「LINEカレンダー」へ刷新 単独アプリ化の背景と追加された新機能を解説(2/2 ページ)

LINEヤフーは2026年3月、LINEのトーク画面上で予定の作成からリマインドまで行える機能「LINEカレンダー」の提供を開始した。当初は既存の「Yahoo!カレンダーアプリ」を終了し機能統合する予定だったが、ユーザーの要望を受けて同アプリを「LINEカレンダーアプリ」へ順次リニューアル配信した。単独アプリ版はウィジェットやスタンプ機能、外部カレンダー連携などを備え、日常のコミュニケーションと予定管理の融合を目指す。

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QRコードでの予定共有機能やスタンプの検索機能も実装へ

 LINE内機能とのデータ連携に関して山本氏は、「LINE内のカレンダー機能と単独アプリの予定データについては、同じデータを参照している」と明らかにした。他社カレンダーアプリに対する差別化要因については「従来のアプリでは予定の調整と登録・管理が分断されていた。LINEでの予定調整のトークと一気通貫で予定を管理できる点が最大のポイントだ」と自信を見せた。

 なお、アプリ内の広告掲載については「まずは成長フェーズとしてユーザー獲得と成長に注力する」とし、当面は無広告で提供する方針を示した。


実機端末上で一覧性の高い月表示スケジュールを確認できる単独アプリ版の画面表示

日時や詳細情報を細かく設定して新規予定を追加できるスケジュール入力画面

イベントや仕事などのカテゴリー別に用意された多彩な予定スタンプの選択画面

iOSおよびAndroidのホーム画面上に設置されたウィジェットとアプリ表示

 同社は今後のロードマップとして、10月にQRコードなどで簡単に予定を共有できる「予定転送機能」、11月に予定スタンプの「検索・履歴機能」、12月にAIが画像から日時や予定内容を自動で読み取り登録をサポートする新機能の提供を計画している。

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 1月以降にはデイビュー、ウィークビュー、リストビューといった表示切り替えや、地図・場所との連携も導入する予定だ。あわせて、9月にLINE内カレンダーで先行リリースしたAI日程調整機能(候補日提案や「○・△・×」回答提案)との連携も強化していく。

 AI機能のアップデートに期待ができる一方で、利用者の情報の取り扱いについては懸念事項といえる。AIが勝手に利用者の個人情報を読み取ってしまう……ということを心配する人もいるだろう。これに対し、山本氏は「AI解析機能は現在開発中であり、プライバシー保護について十分に検討を進めている」と説明し、ユーザーが安心して利用できるようプライバシー保護の仕様やガバナンスについて十分に検討を進めていると語った。

 ここ最近増えている、不正アクセスや情報漏えい事案を踏まえたセキュリティ体制について、「外部ベンダーではなく弊社で100%開発を進めている」と明かし、完全自社開発による安全性の担保をアピールした。


予定の転送やスタンプ検索強化など今後のアプリアップデート計画を示すプレゼン画面

日程調整エージェントや画像解析による予定作成提案などAI連携施策の説明画面

 トーク画面の中で生じた予定をスムーズに登録するコミュニケーション機能と、高度なスケジュール管理に対応する単独アプリを一体化させることで、同社は日常のコミュニケーションと予定管理が融合した新たなライフプラットフォーム体験の定着を目指している。

 山本氏は「SNSの声なども真摯(しんし)に受け止め、使いづらい点を改善してできる限り早く提供できるよう取り組んでいく」と締めくくり、ユーザーの声に寄り添った今後のサービス開発へ意欲を示した。


LINEヤフー コンテンツ&メンバーシップドメイン ID会員サービスSBUの山本佐恵氏
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