冴え渡るMURAMASAの斬れ味迷うこの夏のノートPC。アンダー1.5キロは選択肢がたっぷり。
先週のアクセスランキングのトップを獲得したのは,シャープの超薄型ノートPC「MURAMASA」の記事。たしかにMURAMASAには,スペック表や写真で見たのでは分からない魅力が詰まっている。 初めて店頭でMURAMASAを見たとき,筆者も思わず衝動買いしそうになったほど。その質感と薄さは,実物を目の当たりにすると驚異的ですらある。 しかし,このところCD-ROMドライブを内蔵しない軽量ノートPCは,ほかにも戦略的で魅力的なマシンがそろってきている。 ワイドSXGA(1280×600ピクセル)のディスプレイを装備し,1.1キロという軽量でありながら,実売14万円を実現した新「Libretto」,無線LANを内蔵し,鏡面仕上げのボディをまとった「ThinkPad i series s30」,Bluetoothを内蔵し,ブルー系にボディカラーが変わった「バイオノートSR」。ほかにもマイナーチェンジを行った「LOOX」や,微透過型液晶を採用したNECの「LaVie MX」など,1.5キロ以下のノートPCは激戦区だ。 多くのマシンが,無線系のインタフェースや特殊な液晶を搭載してきている中,ノートPCの基本である“薄さ”に極限までこだわったのが,シャープのMURAMASA,こと「PC-MT1-H1」。 モデム,イーサネット,USB×2,PCカードスロットにCFスロットとインタフェースも極めてオーソドックス。そして12.1型の液晶を採用しながら1.31キロという軽量化を実現しているあたり“正統に進化したノートPC”という印象を受ける。 もちろんバッテリー駆動時間には不安もある。ライバル機種はCPUにCrusoeを採用したり,Pentium III採用機種には6セルの大容量バッテリーを標準採用したりしている。 無線系の特殊機能や各種インタフェースの充実度,ディスプレイの大きさや重さ,薄さ……さらにはバッテリー駆動時間。この夏サブノートPCを選ぶのは本当に難しい。 [斎藤健二,ITmedia] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
最新スペック搭載ゲームパソコン
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
FEED BACK |