Mobile担当の斎藤健二記者:記者の七つ道具探訪(2/2 ページ)
日々、新製品の情報に触れる機会を持つ記者たちは、“自分の道具”としてどんな製品を選んでいるのだろう。第ニ回は、Mobileチャンネルの斎藤健二記者の七つ道具に迫る。
道具5 NTTコムの「ホットスポット1DAY PASSPORT」プリペイドカード
外で記事を書いてアップすることも多い斎藤記者にとって、公衆無線LANサービスは必須。現在試験運用中で無料の「Yahoo! BBモバイル」や、日額プランの「Mzone」(2003年10月28日の記事参照)に加え、NTTコムの「ホットスポット」を利用している。
ホットスポットには一日500円の料金プランがあり、プリペイドカードを買っておくことで利用できる。斎藤記者はこのプリペイドカードをまとめ買いして持ち歩き、必要なときに使っている。
「ホットスポットとMzone、Yahoo! BBモバイルの三つで、ホテルでの発表会やビッグサイトでのイベントなどはほとんどカバーできる」
道具6 Google
斎藤記者が、「命、神様、宗教。これなしでの仕事は考えられない」と崇めるのが検索エンジンの「Google」。関連記事として昔の記事を探したり、技術情報を調べるのに欠かせないという。調べながら「ぐーぐるさま、ぐーぐるさま、○○をおしえてくださーい」とつぶやくのがちょっとコワい。
季節のイベント時に出てくる装飾ロゴのコレクターでもあり、ハードディスクの中に溜め込んでいる。
道具7 移動中に読む書籍群
斎藤記者が移動時に手放せない重要なものは“本”。2003年に購入した書籍が200冊を超えるという彼の机に脇には常時10冊ほどの書籍が積みあがっており、気分にあわせて持って出るようだ。ジャンルにこだわりはなく、その時々で気になった本をすぐさまWebで購入。残しておく必要がないと思った本は“マーケットプレイス”行きに。「今日も売れた」とほくそえむ姿がよく見られる。
ちなみに年末に積みあがっていた本は以下の通りだ。
書籍名 | 著者 | ひとこと |
---|---|---|
絶え間なき交信の時代―ケータイ文化の誕生 | 原著:ジェームズ・E. カッツ、マーク・A. オークス | 世界各国の携帯電話事情を俯瞰した一冊。ドコモの立川敬ニ社長が監修している。 |
別役実の犯罪のことば解読事典 | 別役実 | これはお笑い本 |
遺伝子の使命 | ロイス・マクマスター・ビジョルド | ビジョルドのスペースオペラ(SF)。最近、ヴィンジなどのスペースオペラにはまっています |
新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く | アルバート・ラズロ・バラバシ | - |
クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか? | E・ゴールドラット | - |
ゲノムが語る23の物語 | マット・リドレー | - |
美しくなければならない―現代科学の偉大な方程式 | グレアム・ファーメロ | - |
シェーキーの子どもたち―人間の知性を超えるロボット誕生はあるのか | ハンス・モラベック | - |
本当に大事な“ヒミツの”道具は?
本人は挙げなかったものの、実は大事にしていると思われる道具が二つある。それはブンブンのぬいぐるみと、赤いひざ掛けだ。
ブンブンのぬいぐるみはドコモのイベント取材時に入手したもの。手持ち無沙汰なときにこねくり回しているうちになぜか気に入ってしまい、年末の記事に強引に登場させる熱の入れよう。今ではケータイの壁紙もブンブンにしてしまった。
ちなみにブンブンとは、ドコモとディズニーのコラボから生まれた新キャラクター、「Dimo」のメンバーの一員。ドコモのリリースによればブンブンは、みんなのマスコット的存在で、人なつこく、いつもみんなの周りをちょろちょろしている。とにかく食いしん坊で、、なんでも食べたりかじったりするというキャラ設定。ほかの編集スタッフに「うるさいなー」と言われるほどおしゃべり好きで、いつもおなかがすいている斎藤記者にちょっと似ている……
赤いひざ掛けは、夏に冷房が効きすぎて寒いときに愛用しているほか、電池が切れたようにぱったり寝込むときに枕として使っている。
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